ICC
配慮

渡邊恵太
つながるほどに、自己の境界はなくなり、なにかの「一部」であることに気づく世界。「つながる」「つ ながらない」が重要ではなく、「つながり方」の重要性に気づく世界。新しい『配慮』の世界が始まる。 なぜなら、人類がしてきたことはいかに『つながりすぎないか』を考えてきたからです。人は個人の境界を創り出すために「動き続けて」います。『動く物』と 書いて『動物』というように、動くことで個人を確立しています。動くことで、あらゆる人とつながり、物ともつながるのです。また、家を建て壁をつくるの は、雨や風を防ぐためだけではありません。ゆるやかに「個」を確立するための方法でもあるだと思います。ますますインタフェースが今後の課題となるでしょ う。
投稿日時:Wed,18 Oct 2006 03:14:02