ダムタイプ Dumb Type
ダムタイプ
プロフィール
ダムタイプは,1984年京都市立芸術大学の学生を中心に,演劇,ダンス,映像,美術,音楽,デザイン,建築など異なる領域の出身者によって結成されたマルチメディア・パフォーマンス・アーティスト集団.映像,音響,コンピュータ制御された舞台装置といった要素を用いて,情報化社会やジェンダー,エイズなどをめぐる問題,生と死の境界,記憶といったテーマを,領域横断的なパフォーマンスや,インスタレーションによって世界各地で公演,展示を行なってきた.
ICCでは,1995年の「on the Web ネットワークの中のミュージアム」への参加,1997年のICCのコレクション作品 《installation OR》,2002年の個展「dumb type Voyages」など,そのほか高谷史郎をはじめ,各メンバーも多くの企画を行なっている.
2018年には,個展「DUMB TYPE | ACTIONS + REFLECTIONS」が,ポンピドゥー・センター・メッス(フランス)で,その後2019年から 2020年にかけて東京都現代美術館で開催され,2020年3月には,新作パフォーマンス《2020》をロームシアター京都で制作した.2022年,ダムタイプは坂本龍一を新メンバーに迎え,ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館で新作インスタレーション《2022》展示.同年,ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン,ドイツ)で個展.2023年ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展「ダムタイプ|2022: remap」をアーティゾン美術館(東京)で開催など,国内外で活動を続けている.
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