本サイトをご利用の際,最新版のFirefoxGoogle ChromeInternet ExplorerSafariなどを推奨しております.
現在ご利用のブラウザでは,レイアウトなどが崩れる可能性があります.

JA / EN
戻る

《OR》 [1998] “OR”

ダムタイプ

《OR》

作品解説

1995年に急逝した古橋悌二が死の直前に書き残した次回作のコンセプトノートを出発点に制作された.それは古橋が家族や恋人を亡くした体験から「生と死の境界について,どれほど科学はその境界を制御できるか,どれほど我々の精神はその境界を制御できるのか」というアイデアが書かれていた.舞台は何も無い真白な空間で,半円筒形に張られた白いスクリーンだけで構成される.強力なストロボ照明によるホワイトアウトの創出と強烈な音響・映像.「自己と非自己のボーダー」「生と死の間に横たわるグレイゾーン」などに関する様々な考察が試みられた.《OR》というタイトルには,二者択一(A or B),二進法(binary system),0 (zero) Radius=見えない円,オペレーション・ルーム等の意味が含まれている.

text: dumb type


パフォーマンス初演:1997年 「VIA フェスティヴァル」ル・マネージュ国立舞台(フランス) 出演:石橋健次郎,大内聖子,川口隆夫,砂山典子,田中真由美,前田英一,薮内美佐子 撮影:シアター・テレビジョン [1997年 パークタワーホール(東京)] 協力:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 映像編集:高谷史郎 音楽編集:池田亮司 68分 カラー 1998年 © dumb type + Theater Television

アーティスト

展示情報

作品一覧