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オープン・スペース 2018 イン・トランジション

2018年6月2日(土)—2019年3月10日(日)

オープン・スペース 2018 イン・トランジション

概要

「オープン・スペース」展は,メディア・アート作品をはじめ,現代のメディア環境における多様な表現をとりあげ,幅広い観客層に向けて紹介する展覧会です.メディア・アートにおける代表的な作品,先端技術を取り入れた作品,批評的な観点を持つ作品,さらに研究機関で進行中のプロジェクトなどを,作品の理解を助ける解説とともに展示し,作品を楽しむだけでなく,その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方,現代社会における問題,未来への展望や,さらに新しい感性や美意識について考えるきっかけとなることをめざしています.

13回目となる今年度は,「オープン・スペース 2018 イン・トランジション」と題し,つねに変化していく現在のテクノロジー状況を移行期(in transition)ととらえ,その移り変わりの中に私たちの未来のヴィジョンを見出すアート作品を紹介します.

会期中には,アーティストや有識者を招いたトーク,レクチャー,シンポジウム,ワークショップ,作品解説ツアーを開催するなど,さまざまなプログラムを用意しています. そのほか,文化機関やNTTの研究所との連携などを通じて,国内外のさまざまなゲストを招いた催しを行なう予定です.

オープン・スペースとは,2006年より開始された,ギャラリーでの年度ごとに展示内容を変える展覧会,ミニ・シアター,映像アーカイヴ「HIVE」などを,入場無料で公開するものです.ICCの活動理念にもとづき,より多くの方々に先進的な技術を用いた芸術表現とコミュニケーション文化の可能性を提示する開かれた場として機能することをめざしています.



会期:2018年6月2日(土)—2019年3月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前11時—午後6時
休館日:月曜日(月曜が,祝日もしくは振替休日の場合翌日.ただし2/11[月]は休館,2/12[火]は開館),保守点検日(8/5,2/10),年末年始(12/28–1/4)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

展示作品

お一人ずつの体験のため,整理券発行による予約制でご案内します.

リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC

「リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC」は,昨年度の「オープン・スペース 2017 未来の再創造」展の中で設けられた,NTTサービスエボリューション研究所が中心となって,NTTの研究所の先端的な取り組みをICCの展示活動の中で紹介し,未来の人間および社会に関するコンセプトを提案する場です.今年度は,そのコンセプトを拡充・強化し,研究所外のアーティスト(岡ともみ,吉開菜央)との連携作品をはじめ,研究所の研究成果を生かした,新しい体験型作品や体験装置を紹介します.

《Grand Bouquet/いま いちばん美しいあなたたちへ》は,お一人ずつの体験のため,整理券発行による予約制でご案内します.

研究開発コーナー

大学などの研究機関における研究成果や事例を紹介するコーナーです.技術者や教育現場から発想される未来像を提示するとともに,最先端技術の共同研究の場としても展開していきます.

HIVE

ICCの映像アーカイヴ「HIVE」(ハイヴ)では,ICCの所蔵するヴィデオ・アート作品,アーティスト,科学者,批評家などのインタヴュー映像,1997年の開館以後開催されてきたICCの数多くの活動の映像記録をデジタル化し,コンピュータ端末から視聴することができます.また,上記のコンテンツのうち一部はHIVEのウェブサイト (http://hive.ntticc.or.jp/)からも視聴可能です.ウェブ版の映像には原則としてクリエイティブ・コモンズ・ライセンスが付与され,非営利目的での創造的利用を可能にすることで,文化資源としてのICCの活動記録をよりオープンなかたちで社会に開示することをめざしています.

参加アーティスト

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