夏休み恒例となった,ICC キッズ・プログラムでは,同時代のメディア・アートやメディア環境から発想された作品に触れることで,子どもたちの好奇心と想像力を育むことを目的に,インタラクティヴな展示作品や体験型,参加型の作品の展示,ワークショップなどを実施しています.
今年度は,「どうぐをプレイする Tools for Play」と題して,人間の発明やテクノロジーの原点ともなる「道具」をモチーフに,いろいろな目的や用途のために作られた道具を,どのように「プレイする」かによって,さまざまにとらえ直すことをテーマとします.
英語の「プレイ」には,「遊ぶ」,「試合をする」,「ゲームをする」,「演奏する」,「再生する」,「役を演じる」などの意味が含まれています.「どうぐをプレイする Tools for Play」展を通して,道具に対する視点を変えたり,道具をいつもの役割から解放したり,道具の中身をのぞいてみたり,しくみを調べてみたり.ふだん使っている道具から,新しく生み出される道具まで,イマジネーションを広げてみましょう.