1995年度のICCニュースクールは,「ネットワークでのネットワーク考」と題し,メディアの発達がわれわれにもたらす新たな問題を考え,ネットワークを技術,思想の双方から再認識して次世代をみていこうとした.そしてグローバルなネットワークを創作活動に使うということはどういうことなのか考察していった.その模様は,インターネット,ICCnet(BBS:電子掲示板)で公開された.
また,文献情報学の桂英史氏を主幹に「ネットワーク社会の思想的な背景」をテーマとして集めた書物のリストと梗概を「ネットワーク・ビブリオグラフィー」としてネットワークで公開した.
『ICCコンセプト・ブック』(NTT出版,1997)より引用