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OpenSky 2.0 スタッフ日記では, 展覧会の準備の様子やイヴェン トなどのレポートをしていきます.

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1月13日(土)午後2時~ お年玉WS企画:《M-01》をペーパープレーンで作ってみよう。

2007年01月18日 19:57 | 伊村
オープンスカイ・プロジェクトで設計された飛行機を、実際にペーパープレーンで作って飛ばしてみるワークショップ。現在展示中の《M-02》の前身にあたる《M-01》をもとにつくられたペーパープレーンのキットから、参加者が各自で組み立てます。今回のワークショップでは、フィン(垂直安定板)の部分を《M-02》のものに替えて、機体をヴァージョン・アップさせました。
(有)オリンポスで機体制作に携わってこられた山崎宏二さんをお迎えし、まずは機体の特徴を説明していただきました。無尾翼機がなぜ飛べるのか、その秘密は翼のかたちにあるそうです。上下に折れ曲がった形のガル翼、内翼にだけエルロン(補助翼)をもつ主翼には、バランスをとるために必要な尾翼の機能がすべて収められているのだそうです。四戸さんが葉書とダブルクリップを使った実験を交えて解説してくださいました。
制作は、山崎さんと八谷さん、四戸さんのサポートで進められました。参加者の中でも、室内模型飛行機の世界記録を持つ石井さんからは制作や飛ばし方についてアドヴァイスをいただきました。紙飛行機の専門家の方もいらっしゃり、どなたも腕をふるってのご参加となりました。全員が組み立て終わったのは約1時間後。しかし、ここで終わりではありません。ペーパープレーンを上手に飛ばすためには、付属のゲージを使って翼の角度を調整するほか、実際に飛ばしてみて再度微調整する必要があります。遠くまでまっすぐに飛ばすためには、とにかく機体の左右を対称に保つこと。飛ばし方は、飛行機が飛んでいくラインを想像してそれにそって腕をのばすようにするのがコツだそうです。会場内では飛ばしてみては機体とにらめっこしている参加者の姿が見受けられました。
年明け最初のお年玉ワークショップ企画ということで、最後にみんなで自作の飛行機を飛ばし、一番飛距離の長かった人から順に八谷さんから賞品が贈られました。賞品は、オープンスカイ・プロジェクトの写真、ワッペン、今年の干支イノシシヴァージョンのコモモのうちのいずれか。見事遠くへ飛ばしたみなさん、おめでとうございました。そして長い時間ご参加くださったみなさん、本当にお疲れ様でした!
会場風景
山崎さんを囲んで




四戸さんによる解説
さっそく、制作
飛行機を実際に飛ばしてみる

完成したペーパープレーン
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