ICC







TOP
はじめに
入場案内
会場図
展示作品





《キャン・ユー・シー・ミー・ナウ?》
《トゥルーコールド》
《ビヨンド・ページズ》
《キドニー・スーパーマーケット》
《フリークエンシー&ヴォリューム》
《ヴィニール・ヴィデオ》
《レジブル・シティ》
《db》
《ジャグラー》
《メディア・テクノロジー〜7つの記憶》
《AUDIBLE DISTANCE(視聴覚化された「間」)》
参加作家
関連映像上映
メディア・オンライン
作品解説ツアー
トーク





1月22日(土)
「ミート・ザ・アーティスト」

2月5日(土)
「ミート・ザ・アーティスト」

2月26日(土)
アーティスト・トーク

3月5日(土)
「メディア・オンライン」

3月12日(土)
「メディア・アートの現在」

パフォーマンス





2月22日(火)─27日(日)
「キャン・ユー・シー・ミー・ナウ?」

ワークショップ





アニメーションテーブル
「すぐうごく!アニメーション・ワークショップ」
「《縮尺1:1の地図》トライアウト(試演)」
2005年1月21日(金)─3月21日(月・祝)ギャラリーA,B,5Fロビー,エントランス・ロビー
展示作品


《ジャグラー》
"Juggler"

1997
グレゴリー・バーサミアン
*ICCコレクション/ ICC Collection

ICCから制作委嘱されたこの作品は,放り投げられた受話器が,哺乳瓶,ミルク,さいころ,骨に変化し,最後にパラシュートで落ちてくるまでを,曲芸師(ジャグラー)がひたすら反復し続けるものです.投げられた物体やジャグラーは円筒形のフレームに接続され回転していますが,ストロボ・ライトが点滅するために物体に動きが生じているようにみえます.そうすると,アニメーションと同様に時間が空間と重なり合い,実在しない光景を目にすることができるのです. これは,バーサミアンにとって重要なテーマである,人間と機械の間にある希望と葛藤を表現した作品です.彼は,これまでも19世紀の光学装置を原理的に採用し,立体的な彫刻を回転させ,機械による反復と残像効果によって論理性や確実性から逃れた夢のようなイメージをつくっています.