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2005年1月21日(金)─3月21日(月・祝)ギャラリーA,B,5Fロビー,エントランス・ロビー
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展示作品 |
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《ヴィニール・ヴィデオ》
"VinylVideo"
1998-
ゲープハルト・ゼンクミュラー
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「技術的発明の歴史において初めて映像(動画+音声)をアナログのLP盤に記録することを可能」にした《ヴィニールヴィデオ》は,動画記録再生メディアの「ありえたかもしれない」考古学を提示します.たとえばCDなどの音声のデジタル記録メディアに先立ちアナログのレコード盤があり,それ以前には鑞管型蓄音機があるというように,この作品は現在の磁気テープやデジタルによる映像記録方式以前に,レコード盤による動画と音声の記録技術を仮想してみせるのです.そのレトロフューチャー的なプレゼンテーションの方法はどこかユニークな装いを持っています.
レコード盤に記録されているのは非常に低解像度のモノクロ動画と,低音質のモノラルの音声で,通常のレコードプレーヤーに特殊な変換装置を介してレコード盤をテレビモニターで再生することができます.またランダムアクセスが容易なため,新しいVJやDJの可能性を示すものでもあるでしょう.これまでにヴック・チョーシッチやアレクセイ・シュルギン,ペリー・ホバーマンなど20以上のアーティストが映像を提供しており,今回の展示では日本から,エキソニモ,タナカカツキの映像がラインアップに加わります. |
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