ICC





はじめに
入場料
展示作品




《無題》
《叫び》
《孤児》
《ベッド(わな)》
《ツー・ステップ》
《ノー・ネヴァー・アローン》
《ケーキ・ウォーク》
《40歳》
《マザー・メイ・アイ》
《プッティ》
《すくいとる指(いつも濡れて)》
《カプロファジア》
《扇風機:自画像》
《フォーン・ピット》
《ナルシジフォス》
[参考作品:ICC常設作品]
《ジャグラー》

参加作家
関連イヴェント




ギャラリー・トーク
講演会
講演会
カタログ
 
2000年7月28日(金)〜 9月10日(日) [終了しました.] ギャラリーA,D





展示作品


《すくいとる指(いつも濡れて)》
"Dipping Digits (Always Gets Wet)"
1991年


紙,アクリル絵具,ウレタン気泡ゴム* キA鋼鉄,モーター,ストロボ・ライト
122×213(直径)cm


テーブルの中心には土の壁に囲まれた,泥あるいはコールタールのような湖水があります.これは生物学的な意味で「生命の起源」を表わしています.湖水を囲んだ土の壁からは,緑色の16組の腕が突き出されています.腕は,液体のような本のページの中へ指を浸し,文字で覆われたトカゲをすくい取ろうとします.しかし,いつもトカゲは本の中に逃げ去ってしまいます.本は,人間の知識や意識を,指をすりぬ けるトカゲは野性的な本能を象徴しているのかもしれません.