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写 真,アクリル絵具,ポリエステル樹脂,新聞紙,木材,アルミニウム,モーター,
ストロボ・ライト
160×188(直径)cm |
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《カプロファジア》は,湾岸戦争の報道に対する作家の皮肉な反応です.戦争に際して,ニュース・メディアは,派手なハイテク兵器の情報と感情的なリポートを視聴者へ大量
に提供していました.バーサミアンはこう語っています,「私は夢中になり,魅惑され,魅惑されていることに腹を立てていた.」「《カプロファジア》」という言葉は,辞書的には「排泄物を食べる」という意味ですが,メディアの排泄する大量
の情報を,市民が食べさせられているといった意味が込められています.
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