磯崎新 ISOZAKI Arata
磯崎新
プロフィール
建築家.1931年大分市生まれ.1954年東京大学工学部建築学科卒業.丹下健三に師事し,同大学院博士課程修了.1963年磯崎新アトリエを設立.以来,国際的建築家として活躍.世界各地で建築展,美術展を開催し,また多くの国際的なコンペの審査委員,シンポジウムの議長などを務める.カリフォルニア大学,ハーヴァード大学,イェール大学,コロンビア大学などで客員教授を歴任.建築のみならず,思想,美術,デザイン,文化論,批評など多岐にわたる領域で活躍.代表作に,《大分県立図書館》(現アートプラザ,1966),《日本万国博覧会お祭り広場》(1970),《群馬県立近代美術館》(1974),《つくばセンタービル》(1983),《ロサンゼルス現代美術館》(MOCA,1988),《バルセロナ市オリンピック・スポーツホール》(1990),《チーム・ディズニー・ビルディング》(1991),《クラクフ日本美術技術センター》(1994),《奈義町現代美術館》(1994),《ラ・コルーニャ人間科学館》(1995),《京都コンサートホール》(1995),《静岡県コンベンションアーツセンター・グランシップ》(1999),《パラスポーツ・オリンピコ(トリノ・オリンピック アイスホッケー会場)》(2005),《北京中央美術学院美術館》(2008),《証大ヒマラヤセンター》(2010),《カタール国立コンベンションセンター》(2011)など多数.
近年のプロジェクトは,中国の鄭州市鄭東新区都市計画,可動式コンサート・ホールARK NOVAなど.2013年,岩波書店より過去50年間に渡り書いてきた文章を編集した『磯崎新建築論集』を刊行.
[2013]