本サイトをご利用の際,最新版のFirefoxGoogle ChromeInternet ExplorerSafariなどを推奨しております.
現在ご利用のブラウザでは,レイアウトなどが崩れる可能性があります.

デジタルアートは誰のもの? 1

1995年9月13日(水)

概要

オリジナルが容易に複製可能なデジタル・メディアの誕生で,「アーティスト」「作品」「著作権」といった概念は大きく揺らぎつつある.「作品」はいったい誰のものなのか,どのように流通するのが望ましいのか.アーティストの実際の体験をもとに,現在進行中のデジタル革命を,法律・経済・哲学・エンジニアリング,さまざまな角度から討議した.第1回目は,作品をパブリック・ドメインにするという藤幡正樹氏,シェア・アートを提唱する安斎利洋氏.フリー・ソフトウェアの流通の振興を目的として活動しているプログラマーの引地信之氏.そして,文化庁の著作権に関する審議会にもかかわっている弁護士の松田政行氏によって作品の著作権は将来どうなっていくのかが討議された.

『ICCコンセプト・ブック』(NTT出版,1997)より引用


開催日:1995年9月13日(水)

参加アーティスト

展示 & イヴェントをみる