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チャンネルICC

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イヴェント・レポート スタッフ・ノート

ワークショップ「音の鳴り方を学んで,紙コップでスピーカーを作ってみよう!」レポート

2025年10月 1日 16:25

ICC キッズ・プログラム 2025「みくすとりありてぃーず——まよいの森とキミのコンパス」での展示と鑑賞の大きな特徴となっていた「AR Audio Guide」は,オープン・イヤー型のイヤフォンを用い,iPhoneと首からかける形のストラップをセットにして,来場者の皆さんに貸し出しを行なっていました.

ICC キッズ・プログラム 2025「みくすとりありてぃーず——まよいの森とキミのコンパス」での展示と鑑賞の大きな特徴となっていた「AR Audio Guide」は,オープン・イヤー型のイヤフォンを用い,iPhoneと首からかける形のストラップをセットにして,来場者の皆さんに貸し出しを行なっていました.


 

「AR Audio Guide」

ひとつの機種では個々の耳の形状や大ぶりなピアス,補聴器などを装着している場合に対応しきれないことなども想定されていたので,事前に2機種を用意していましたが,会場では主にはNTTグループ初の音響ブランド「nwm(ヌーム)」を利用することになりました.展覧会開催前から,NTTソノリティ株式会社のスタッフがこれまでにも各所でワークショップを開催されてきたという経験があるということをICCスタッフも聞いていたので,このキッズ・プログラム期間に,イヤフォンやスピーカーといった身近な機器がどのような仕組みでできているのか,また「音」そのものがどのようなものなのかということを少し考えてみる機会を作ってみるワークショップも,展覧会の鑑賞やそこにつながる学びの機会として開催準備を進めることになりました.

双方のスタッフで実施に向けて細かな点も打ち合わせを行ない,オンラインでの打ち合わせだけでなく,ワークショップを開催するICCギャラリーAでどのように当日のワークショップを進めていくか,NTTソノリティ社のスタッフとICCのスタッフとが当日の会場レイアウトや必要となる文房具や備品などについても確認作業をして開催当日を迎えます.

 

 
 

ワークショップのために準備されたスライドが投影され,NTTの研究所による「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術」についてや,日常生活の中でも耳にすることの多い「ノイズ・キャンセリング」といった言葉がどのような現象を指すのかもイラストや写真とともに説明されます.

 

講師によるレクチャー

 
 

ロープを使って解説をする様子

そういった場面では小学校低学年の参加者のみなさんにもわかりやすいように,ロープを使ってその動きと打ち消す場合にはどのようなことが起きているのか,言葉だけでなく目で見て理解できる工夫がたくさんされていました.

説明を聞いた後は手を動かす工作の時間です.銅線を巻いたり,ネオジム磁石と接着剤を使って紙コップがだんだんスピーカーに近づいていきます.

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

組み立てが完成すると,講師席のPCから音楽を流して実際に紙コップスピーカーから音が鳴る瞬間の皆さんの表情はびっくりしたり喜んだりと,カメラでは追いきれないくらい豊かな表情を見せてくれました.

 

 
 

 

 
 

また,AR Audio Guideでは使用していない機種のヘッドフォンでの試聴も体験し,見学席の保護者のみなさんもそれぞれのイヤフォン,ヘッドフォンの違いや参加されたお子さんたちの自作スピーカーでの聴き比べを楽しんでいた様子でした.

 

 
 

 

 
 

スピーカーには自分のオリジナルのデコレーションができるよう,カラーマーカーやカラフルなシールがたくさん用意され,ワークショップ終了時間になっても,まだまだデコレーションしたい様子のお子さんたちも多かったのですが,お家に持って帰って続きはしていただくことに.

ワークショップ終了時には完成したスピーカーと記念撮影をしたり,持ち帰る時にもスタッフに自慢げに見せてくれるお子さんもいらっしゃいました.

 

 
 

質問したいことを会場から募ると,参加者のお子さんからだけでなく見学されていた保護者の中からも手があがります.技術的なことを丁寧に専門家からお話しを伺う機会は大人にとっても有意義な時間となったようです.最後にワークショップの感想をワークシートに書き入れたらワークショップは終了です.

 

 
 

製品として販売されているスピーカーやヘッドフォンの精度との違いを感想として語ってくれたお子さんや,ワークショップ後にAR Audio Guideを借りて展覧会を改めて体験し直したりと午前中から夕方まで楽しんでくださったご家族も見受けられ,展覧会で用いられている技術的な側面を解説文での紹介だけでなくワークショップとして体験したことが,展覧会の鑑賞とともにお子さんたちの記憶に残っていってくれたら,とスタッフ皆が期待をした1日となりました.



[A.E]