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スタッフ・ノート

「ICC アニュアル 2022 生命的なものたち」設営レポート

2022年6月15日 19:20

6月25日(土)よりオープンする「ICC アニュアル 2022 生命的なものたち」の展示準備が着々と進み,会場の施工や展示作品の搬入も始まっています.今回はその様子の一部をお伝えしていきます.


展示作品の中でnorの《syncrowd》が最も早く搬入されました.予め解体された筐体の枠組や振り子の1本1本が,norのメンバーによる手作業で組み立てられていきます.今年の4月に横浜赤レンガ倉庫で同作品が展示された際とは異なる配置がされ,また使用する楽曲は空間に合わせて作品設置後から制作されていきます.前回の展示をご覧になられた方も,また違った雰囲気で作品を楽しむことができそうです.

 


村山悟郎さんによる新作の制作過程では作品の三次元座標の測定が行なわれ,ICCスタッフもその作業に同行しました.測定のためにまず制作中の作品を設置し,データ化していく座標をあらかじめマークしていきます.その後,プロー というツールでマークした位置を指し示しながら座標をデータ化していきます.この測定した座標データを使って,村山さんも初めての試みとして作品を展開させていくということです.

 

 


今年度は慶應義塾大学の徳井直生研究室 Computational Creativity Labによる研究紹介展示も行なわれます.会期中に複数回の展示替えが予定されていて,6月25日よりスタートする第一期の展示では,研究室の学生メンバーによる作品複数点と徳井さんの新作が展示される予定です.テクニカルスタッフらと相談をしながら,決まった展示スペース内での作品レイアウトを決定していきます.

 

 


展示オープンまで残すところ10日を切りました.展示会場の施工も進み,展示の概形ができあがってきています.どうぞお楽しみに!


ICC アニュアル 2022 生命的なものたち
会期:2022年6月25日(土)—2023年1月15日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーB ,ハイパーICC(https://hyper.ntticc.or.jp/
開館時間:午前11時—午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合翌日), 保守点検日(8/7),年末年始(12/26-1/4)
入場料:一般 500円(400円),大学生 400円(300円)/高校生以下無料
(事前予約制・当日入場は事前予約者優先)予約方法詳細は,後日ICCウェブサイトにてお知らせいたします.
*( )内は15名様以上の団体料金
* 障害者手帳をお持ちの方および付添1名,65歳以上の方と高校生以下,ICC年間パスポートをお持ちの方は無料

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)


^ 測定の際に被測定物に取り付ける針のような器具の名称

[M.A]