チャンネルICC
「オープン・スペース 2015」の会期もいよいよ残りあと6日となりました.本日より,ICC館内限定スペシャル・コンテンツの公開が始まりました.このスペシャル・コンテンツは,ICC館内に設置された端末でのみお楽しみいただけるものです.ここでは,コンテンツの内容を簡単にご紹介します.
ラジオ風対談:そもそもメディア・アートって?
撮影:久保田司
編集者,クリエイティヴ・ディレクターで"メディア・アート・ファン"の伊藤ガビンさんをお迎えし,ICC主任学芸員 畠中実と行なった対談の模様をお聞きいただけます.「メディア・アート」という言葉の定義や解釈の多様さ,メディア・アートの表現の特徴,そしてメディア・アート作品を展示/鑑賞する意義などについて語られています。
描き下ろし! まずりん『独身OLのすべて』ICC編
タマ子,マユ子,ノブ子がそれぞれ「I」「C」「C」ポーズをとっているこのイラストも描き下ろしです
あの三人がICCにやってきた! 講談社のモアイで連載中の『独身OLのすべて』の描き下ろし特別編がご覧いただけます.もちろん「オープン・スペース 2015」展示作品もいくつか登場しています.
近日公開:蓮沼執太×坂本美雨 対談インタヴュー
撮影:網中健太
セミトランスペアレント・デザイン《1つとたくさんの椅子》にて
これまでにコラボレーションを数多く行なっている,音楽家の蓮沼執太さんと坂本美雨さんによる対談を読めるコンテンツです.蓮沼さんは,「ICC キッズ・プログラム 2012 パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ) ひかり・くうかん じっけんしつ」への会場音楽提供をはじめ,ICCと実はゆかりが深いアーティスト.メディア・アートへの関心や,楽しみ方について,親交の深いお二人ならではの対談になっています.
[3/2追記:3月2日(水)に公開しました.]
手のひら版ギャラリーツアー
ICCでは,毎月1回学芸スタッフが「オープン・スペース」の展示作品について解説する,ギャラリーツアーを実施しています.今年度のギャラリーツアーは終了しましたが,このコンテンツでは,その再現版を聞くことができます.ポッドキャストで公開中の出品作家へのインタヴューも併せて紹介しています.
3日(木)から6日(日)までの最後の4日間は,出品作家によるイヴェントが予定されています.会期終了まであとわずかではありますが,ご来館の折はぜひこのスペシャル・コンテンツもお楽しみください!
[Y.Y]
イヴェント開催予定
Filament Live Installation at ICC
日時:2016年3月3日(木)午後7時より
出演:Filament(Sachiko M,大友良英)
前売券(1,000円)は,2016年2月24日(水)よりe+(イープラス)にて販売中です.
『Anarchive No.6:藤幡正樹』出版関連シンポジウム
日時:2016年3月4日(金)午後6時30分より
出演:アンヌ=マリー・デュゲ,入江経一,石田英敬,藤幡正樹
ギャラリー・トーク 情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 車輪の再発明プロジェクト
日時:2016年3月5日(土)午後2時より
アーティスト・トーク セミトランスペアレント・デザイン
日時:2016年3月6日(日)午後2時より
出演:田中良治(セミトランスペアレント・デザイン)
ゲスト:後藤繁雄