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チャンネルICC

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スタッフ・ノート

「オープン・スペース 2011」の展示準備

2011年10月31日 11:00

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今年度のICCは,これまで,ウェブや臨時のイヴェントなどの活動を行なってきましたが,10月22日(土)より,半年間の休館を経て,「オープン・スペース 2011」と「三上晴子 欲望のコード」のふたつの展覧会を同時にオープンするかたちで,ICCの2011年度の活動が本格的に始まりました.


今回は,先に公開された「三上晴子 欲望のコード」のレポートにひきつづき,「オープン・スペース 2011」の展示準備のレポートをお届けします.


オープン・スペースは,2006年より始まった,ギャラリー,ミニ・シアター,映像アーカイヴ「HIVE」などの,ICCがもつ機能を総合した活動の総称です.入場無料で公開され,メディア・アートをはじめとした,先進的な技術を用いた芸術作品や,コミュニケーション文化の可能性を紹介する,年度ごとに更新される長期の展示が含まれています.


今年度は,ICCコレクション作品のグレゴリー・バーサミアンの《ジャグラー》や,2006年から継続して展示されている岩井俊雄の《マシュマロスコープ》,および新進作家紹介コーナー「エマージェンシーズ!」を含む11組の作家による展示が行なわれています.
また,「アート&コミュニケーション・テクノロジーの50年」と題して,メディア・テクノロジーと社会,そのインターフェイスとしてのメディア・アートの関係をテキストや映像で紹介するコーナーが新設されています.


ギャラリーでは,作品の設置されるブースや壁の建て込みが行なわれています.作品の設置作業に入る前に展示室をしつらえていきます.

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渋谷慶一郎+evala
昨年度から引き続き公開されている《for maria anechoic room version》は,サウンドシステムと照明装置が,24.6チャンネル(スピーカー24台+サブ・ウーハー6台)とLEDにそれぞれヴァージョン・アップされました.

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重田佑介
床に向けて投影される映像がはっきり見えないように,毛足の長い人工芝が敷かれています.
床面にひろがる童話の世界は,白い本をひろげるとはっきりと見ることができます.
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鈴木康広
《自針と分針》は,文字盤だけの時計を見ていると,自分の体が針になって現われる作品です.針として体の映像だけを検出するための調整が,プログラム,カメラ,照明と非常に細やかに設定されていきます.
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津島岳央
映像を投影する壁面の色を調整します.二つの画面を合わせて大きな画面にしています.プロジェクターの調整は非常に厳密です.
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平面作品を壁にかけます.


寺田尚樹+野老朝雄+長岡勉+鳴川肇

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黄金比にもとづいてデザインされた展示ブースは,小さな部屋からだんだんと大きくなっていくという構成になっています.


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小さな立方体に収められた1/100の世界をドア・スコープで覗き込みます.

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全身が写せる《平行カメラ 16万画素》には,多くのストローが使用されています.平行カメラを壁のように組み上げていきます.

巨大な《KumaponG》のプリントされた布を5m×5mの枠に張っていきます.
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デイヴィッド・ボウエン
《テレプレゼント・ウォーター》

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作品が送られてきた木箱を開けて作品の設置を開始します.


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ホノルル沖にあるブイからデータを取得し,波の動きを再現する《テレプレゼント・ウォーター》を調整するアシスタントのクリスティーナ・エステルさん.

《フォトトロピック・ドローイング・デヴァイス》
太陽電池で光に向かって動くロボットの軌跡が絵を描いていきます.
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《ソナー・ドローイング・デヴァイス》
ソナーで空間の距離を計りながら絵を描いていきます.
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真鍋大度+石橋素
映像の舞台となるブースが建てられ,その壁面に,ひとつの動力ですべてが連動して動くオブジェが取り付けられていきます.並行して音楽に合わせるためのデータの作成,そして,ロボットアームのプログラムを行なっていきます.とても長い作業です.
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IAMAS サーフェイス・インターフェイス・デザイン・プロジェクト
4階のロビーで展開される研究開発展示は,今年度は情報科学芸術大学院大学(IAMAS)のプロジェクトを紹介します.通電性の新素材を用いた,グラフィカルなインターフェイス・デザインの可能性が追求されます.
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多数の学生および教員の方々による作業が続いています.


エマージェンシーズ!017 江島和臣

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ユニットを天井に吊るして,「鳴り」を調整します.


弦を振動させる装置によって,弦に触れることなく音が鳴っています.
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オープン・スペース 2011
会期:2011年10月22日(土)―2012年3月18日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーBほか
開館時間:午前11時—午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/26ー1/4),保守点検日(2/12)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2011/Openspace2011/index_j.html

[H.M]