ICC
展示作品
《SAKAN》梅田哲也 《SAKAN》2008年
《門州》2008年
梅田哲也
扇風機やテレビなどといった日用品を改造し,その機能をまったく違うものに換えてしまうことで,本来の意味から解放されたオブジェを作り出す.設置される空間に応じて制作された作品は,身近に存在するありふれた現象を用いながら,そこに「ありえない」かのような不思議な感覚を生じさせる手技と独特の空間感覚によって,既成概念によって凝り固まってしまった感覚を解放させる.
梅田哲也 1980年生まれ.ライヴ・イヴェントを中心に,音と空間に焦点をあてたパフォーマンスやインスタレーションを展開.これまで,「Festival Beyond Innocence」(2002-07,大阪)や「INSTAL」(2006,スコットランド)などの音楽フェスティヴァル,「Sound Art Lab」(2005,大阪),「The Listening Project」(2006,ロンドン),「Waitool Sounds」(2007,サンフランシスコ),「Sound Effects Seoul」(2007,ソウル),「Blurrr」(2007,テルアビブ)など展覧会やイヴェントに多数参加.