ICC
展示作品
《ac-cess》Hoonida-Kim
《ac-cess》2008年
Hoonida-Kim
一見,なにも作為を施されていないように思われる空間.しかしそこで耳をすますと,耳なじみがあるような,しかしその発生源がよくわからない音が聞こえていることに気づく.その音がどこから聞こえてくるのかを探し,近づき,実際に耳をつけて音を聴く行為をとおして,いまいる空間を離れた,架空の異世界が鑑賞者の頭の中に生まれることを意図した作品.
Hoonida-Kim 1976年生まれ.韓国の国民大学校造形大学で彫刻を専攻後,武蔵野美術大学修士課程でメディア・アートを専攻.現在はIAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)DSPコースに在籍.インスタレーションやサウンド・パフォーマンスを中心に,主に日韓両国で活動.