ICC
展示作品
《In-between Gaze》渡辺水季
《In-between Gaze》2008年
渡辺水季
ピントのぼけたイメージがプロジェクターから投影されている.鑑賞者が虫めがねを使ってピントを合わせると,投影されている映像の中のスクリーンの部分に,鑑賞者自身が現われていることが見えてくる.「『自分を見ている自分』を見ている自分」というように,連鎖的に自己を参照すること,また「見ている自分」と「見られている自分」が同時に存在することが示されている.
渡辺水季 1980年生まれ.2005年チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン卒業後,2006年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻入学.2008年同大学院卒業.