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  2005年10月21日(金)—12月25日(日)ギャラリーA,B,5Fロビー,エントランス・ロビー
  
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		  |  展示作品(会期中,一部作品の展示替えがあります.) | 
	
	
		   
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田中敦子      
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 《作品(ベル)》  
"Work (Bell) " 
1955/2005年 
 
 《無題(「ベル」の習作)》  
"Untitled (Study for "Bell") "
 
1955年 
金沢21世紀美術館蔵 
 
 《無題(「ベル」の習作)》  
"Untitled (Study for "Bell") " 
1955年 
金沢21世紀美術館蔵
  
第1回具体美術展(小原会館,1955年10月)で発表された作品.20個のベルが2メートルの間隔で連続して鳴るようになっていた.他の作品が並べられた静かな展示室,さらには会場の1階と2階を駆け抜けるようにして音を響かせたらしい.同じ年の第3回ゲンビ展(現代美術懇談会)が京都市美術館で開催されたときには,音が近くから遠ざかり,また近くへ戻ってくるように,音が順番に空間を移動する構成を考えた.観客はスイッチを自分で入れ,あとは自動的に一定の間をあけてベルが鳴るようになっていた.そのためにレコード盤の回転を利用して,順番に電気が通るような位置を計算し,綿密な設計図を制作している.
  
現われては消えてしまう「音」を構成的に展示会場で響かせるために,機械の自動運動を使って時間を制御し,さらに空間的にそれを展開させている.観客は,音の変化を聴き取ることで,自分の位置を確認することにもなる.
  
東京都現代美術館と兵庫県立美術館が,それぞれ再制作された《ベル》を所蔵しているが,今回はオリジナルの《ベル》の設計図にしたがい,当初の回転運動を利用した制御を再現している.
  作品の制作風景はこちら
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《無題(「ベル」の習作)》
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《無題(「ベル」の習作)》
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