ICC


はじめに
入場料
参加作家
第一週「テクノロジーと音・音楽」




第一回「音の科学　歴史から未来へ」
第二回「聞こえの世界はいかに創られるか」「聴こえは世界と身体をいかに創るか」
第三回「自動演奏, 合奏システム, 演奏の表情付け, 音楽的な意図の理解」「音楽史の視点からみた自動作曲」
第四回「新しい音合成ツールOtkinshiとその音楽 への応用」「音楽とテクノロジーとの関わりに於ける新 しい音響の追求」
第五回「Otkinshi参加型ワークショップ」
第二週「音楽・テクノロジー・作曲と演奏空間」




第一回「ナンカロウを通して考える西洋音楽と日本の僕ら」
第二回「演奏，聴取，テクノロジー」
第三回「即興と音楽を体験する空間」
第四回「このワークショップで演奏される作品の分析」
第五回「記録媒体と時間芸術の体験」
第三週「コンピュータ・ミュージッ ク・コンサート＆パーティ ー」




第一回「演奏される音楽」
第二回「記述される音楽」
 第三回「コンサート＆パーティー」
　
1999年1月19-23日・2月7-12日・2月18,20,21日 [終了しました．]　4階ロビー，カフェ，ギャラリーD



第一週 テクノロジーと音・音楽


第五回「Otkinshi参加型ワークショップ」

日時：1999年 1月23日 (土) 19:00 〜 21:00 [終了しました．]
会場：4階ロビー，カフェ，ギャラリーD

小坂 直敏


「音楽とテクノロジーとの関わりに於ける新しい音響の追求」

第１段階：1890年代末〜1940年代前半
電子音響音楽前史……電子楽器，電気楽器の開発

　　テレハルモニウム（1897, 1906）
　　テレミン（1924）
　　オンド・マルトノ（1928）
　　トラウトニウム（1930）
　　ハモンドオルガン（1934）

第２段階：1940年代末〜1950年代
電子音響音楽のジャンルの成立……ミュジックコンクレート，電子音楽，テープ音楽

　　楽器としてのテープレコーダー
　　楽音と噪音の区別が無くなる

第３段階：1950年代後半〜
シンセサイザーの登場

　　RCAシンセサイザーMark II
　　モーグ・シンセサイザー
　　電子楽器の成立

第４段階：1950年代後半〜

コンピュータの応用（その1）……コンピュータコンポジション
　　ヒラー Hiller，Lejaren　ケージ Cage，John　クセナキス Xenakis，Iannis 第５段階：1960年代後半〜
コンピュータの応用（その2）……コンピュータシンセシス
　　マシューズ Mathews，MaxによるMusic V 第６段階：1980年代〜
　　ダウンサイジングおよび民生化の時代
　　MIDI規格，パーソナルコンピュータ
藤井孝一