ICC





はじめに
入場料
参加作家
イヴェント




4月19日(土)13:00〜15:00
4月19日(土)16:00〜18:00
4月20日(日)11:00〜13:00
4月20日(日)14:00〜16:00
4月20日(日)16:30〜18:30
4月22日(火)13:00〜15:00
4月22日(火)15:30〜17:30
4月22日(火)18:00〜20:00
 
1997年4月19日(土),20日(日),22日(火) [終了しました.] 東京オペラシティB1 リサイタルホール





はじめに


情報化や技術文化の進展にともなって,美術館や芸術作品をめぐる状況は,大きく変わろうとしています.保管・分類・解釈といったこれまでの美術館の機能にしても,インタラクティヴな装置やヴァーチャルな技術を利用し新たな視点を獲得することで,従来の知の枠組みを動かすダイナミズムを備えたものにしていく必要があります.
さらに,新しい美術館に求められることは,美術の領域を越え,多様な文化のインタラクションの場とすることです.アートは,いまテクノロジーやサイエンスに対し開かれた実験場と化していかなければなりません.ICCのオープニングに際し,先端的なテクノロジーとの交錯の中から出現したアートや文化の意味を掘り下げ,今後さらにダイナミックであることを求められる新しい文化施設に向けて,未来への展望と問題を明らかにしていきます.情報化が進む中で,美術館の制度をはじめ,芸術作品に関わるさまざまな状況が変わりつつあります.今までの美術館が担ってきた保管,分類,解釈といったことよりも,新しい文化施設においては行為そのものやインタラクションの方により力点が置かれるでしょう.シンポジウムでは,今後さらにダイナミックであることを求められる新しい文化施設に向けて,未来への展望と問題を明らかにしていきます.