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オープン・サロン「オープン・スペース 2015」出品作家によるイヴェント
『Anarchive No.6:藤幡正樹』出版関連シンポジウム

2016年3月4日(金)午後6時30分より

概要

藤幡正樹の1970年代のアニメーション作品,CG作品,コンピュータによる彫刻,さらに90年代以降のインタラクティヴ作品,GPSを用いた大型プロジェクトまで,ほぼすべての作品が網羅された作品集が,「Anarchive」シリーズの最新巻としてフランスで刊行されます.

「Anarchive」は,アンヌ=マリー・デュゲによる企画出版シリーズです.これまでにアントニオ・ムンターダス,マイケル・スノウ,ティエリー・クンツェル,ジャン・オットー,中谷芙二子の作品が,それぞれマルチメディア・アーカイヴとして刊行されています.

シリーズ第6弾となる藤幡正樹の巻には,多くの研究者の論考とともに,作品分析のための多くの資料が収められています.さらに,AR技術を用いて観ることができる記録動画や3Dモデルで再現されたインスタレーション作品は,メディア・アート作品のアーカイヴのあり方に一石を投じるものといえるでしょう.

アンスティチュ・フランセ東京で開催される出版記念イヴェント(3月2日開催)に続いて開催する本シンポジウムでは,「Anarchive」ディレクターのデュゲ氏を交えた作品集の紹介に加えて,ICC開館前に開催されたNTTインターコミュニケーション '92「脱着するリアリティ」(1992)の共作者である入江経一氏と,石田英敬氏をお迎えし,1992年と現在の思考方法,また情報環境の変化について,討議を行ないます.



第1部:「Anarchive出版について」 アンヌ=マリー・デュゲ+藤幡正樹

第2部:「1992―2016」 入江経一+藤幡正樹+石田英敬

出演:アンヌ=マリー・デュゲ(美学専攻,芸術批評/
   パリ第一パンテオン=ソル ボンヌ大学名誉教授)
   入江経一(建築家,デザイナー)
   石田英敬(記号論,情報記号論,メディア分析/東京大学教授)
   藤幡正樹(メディア・アーティスト)

司会:畠中実(ICC)


日時:2016年3月4日(金)午後6時30分より
会場:ICC 4階 特設会場
定員:200名(当日先着順)
入場無料
日英逐次通訳つき

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

参加アーティスト

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