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コネクティング・ワールド:創造的コミュニケーションに向けて

2006年9月15日(金)―11月26日(日)

概要

さまざまな情報が相互に連結(コネクティング)していく
ネットワークの時代において開かれる
コミュニケーションの創造的地平へ,ようこそ


「コミュニケーション」,それは生命体が生存しまた共存していくための必要不可欠な要素です.とりわけ人間は言語や文字をもつことで,オーラルコミュニケーションから遠隔通信まで,各時代において技術やメディアを更新しながらメッセージをやりとりしてきました.コミュニケーションによって人間は新たな社会や共同体を形成し,文明や文化を発展させてきたといえるでしょう.電信電話の登場を皮切りにグローバルなコミュニケーションが開かれた前世紀を経て,ここ10年のコンピュータやネットワーク技術の飛躍的な発達により,コミュニケーションはますます多様なものとなり始めています.

現在わたしたちは,さまざまな情報端末やシステムを日常的に使い分けてコミュニケーションを行なっています.そこでの「コミュニケーション」とは,人と人との間の自覚的なものだけでなく,アナログ/デジタルの対立を超えて人と機械,モノ,生体など多様な事象が自動的に連結(コネクティング)されていくものといえます.そのプロセスにおいて各人のふるまいがネットワーク化され,情報が組織化され共有されていきますが,情報が一定の方向性をもって編纂されることで,かえって閉鎖的な回路を生み出してしまう危険性もはらんでいます.コミュニケーションをいかに多様に, そしてオープンにしていけるかが,社会において切実な課題となっているのです.

ICCリニューアルオープン後初の企画展となる本展は,現在わたしたちが直面しているコミュニケーションの諸相に対して,アートやプログラミングの視点からオルターナティヴな可能性を提示するものです.音,ゲーム,インターネットなどのメディアを駆使し,現代の政治,経済,身体,都市環境,ネットワークへとユニークな介入を試みる表現を中心に,過去の先見的な作品も紹介します.訪れた人々は,異なるメディアやコードが「コネクティング」されていく世界において,情報のずれやノイズが創造的に転換され,新たな情報形態として出現するプロセスを目撃するだけでなく,自らその一部として関わることになるでしょう.



会期:2006年9月15日(金)―11月26日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーAほか
開館時間:午前10時-午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合,翌日)
入場料:一般・大学生500円(400円)/高校生300円(200円)/中学生以下無料
*( )内は15名様以上の団体料金

主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
助成:オーストリア大使館
特別協力:山口情報芸術センター(YCAM)
協力:株式会社アモネットNTTレゾナント株式会社, 有限会社タマ・テック・ラボ, ヤマハサウンドテック株式会社

展示作品

《ambient.lounge》 [2006]

《OBJECT B》 [2006]

《MaSS (Market as Speed Spectra)》 [2006]

《オン・トランスレーション:トランスミッション》 [1996]

《オン・トランスレーション:インターネット・プロジェクト》 [1997]

《オン・トランスレーション:インタヴュー》 [2002]

《ヴェクサシオン - c.i.p.(コンポジション・イン・プログレス)》 [2005]

《Evolving Sonic Environment》 [2006]

《cyclone.soc》 [2005]

《GWEI - Google Will Eat Itself》 [2005]

《un_wiki》 [2006]

《2ステージ・トランスファー・ドローイング(未来の状態への前進)》 [1971]

《2ステージ・トランスファー・ドローイング(過去の状態への回帰)》 [1971]

《3ステージ・トランスファー・ドローイング》 [1972]

《フィードバック・シチュエーション》 [1971]

《特殊技術者求む:ルイス・ポルカルの穴》 [2005]

《事の次第》 [1987]

《チャットDE似顔絵》 [2006]

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参加アーティスト

関連情報

チケットお得情報

「コネクティング・ワールド:創造的コミュニケーションに向けて」展では、下記のチケットお得情報があります.どうぞご利用ください!

割引クーポン
こちらのクーポンをプリントアウトしてお持ちください.
展覧会に割引料金でご入場いただけます.

ご家族、お友達と同行すれば、2度目のご来館が入場無料に!
1度ご利用済みのチケットをご持参の上,再度,同行者とご来館の際には,本展会期中1度に限り無料でご入場いただけます.その際の同 行者の方は何名様でも割引料金でご入場いただけます.

他施設との相互割引
下記展覧会のチケットの半券をICCチケットカウンターにてご呈示いただくと,本展覧会を割引料金でご覧いただけます.また,本展覧会の 半券を下記施設にご呈示いただいた場合も同様に割引料金でご入場いただけます.
(割引は各施設毎にお一人様1回限り.他の割引との併用不可)

○東京オペラシティアートギャラリー(東京オペラシティ3階)
「伊東豊雄 建築│新しいリアル」展(2006年10月7日-12月24日)
○森美術館(東京・六本木)
「ビル・ヴィオラ:はつゆめ」展(2006年10月14日-2007年1月8日)

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