展覧会最後の3日間,Midiピアノによる840回通しの自動演奏パフォーマンスを東京オペラシティ内で行います.エリック・サティによるピアノ曲「Vexations」を,コンピュータを介した自動的なループシステムとして展開する毛利悠子+三原聡一郎の《ヴェクサシオン -c.i.p.(コンポジションインプログレス》.楽曲を空間の反響をとりこみマイクで録音,ソフトウェアによって自動的に楽譜を生成し演奏するプロセスを繰り返すことで,曲が次第に変容するこの作品(23日までICC館内にて展示中)は,会期最後の3日間,東京オペラシティ2階に会場を移し,Midiピアノによる840回通しの自動演奏として展開されます.
毛利悠子+三原聡一郎