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スタッフ・ノート
「ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる」内覧会レポート
2026年8月24日 19:30

撮影:冨田了平
6月19日,「ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる」のオープンに先立ち,プレス関係者ならびに関係者向けの内覧会を開催しました.
「ICC アニュアル」は,国内外のアーティストによる新作や近年の作品を通して,メディア・アートを取り巻く今日的な表現を紹介する展覧会シリーズです.
今年のテーマは「遺す/残る/受けとめる」.
私たちの身のまわりには,写真や映像,音声,テキストなど,さまざまなかたちで情報や記録が残され,それらは世代や地域を越えて受け継がれています.一方で,デジタル技術の発展により,「何が残るのか」「誰が受け継ぐのか」という問いも,これまで以上に複雑なものになっています.
本展では,メディア・テクノロジーを用いた多様な作品を通して,「遺す」「残る」「受けとめる」という行為や現象を,それぞれ異なる視点から考察します.
内覧会では,はじめにICC主任学芸員が挨拶を行ない,本展の企画意図について紹介しました.
本展が「遺す/残る/受けとめる」というテーマを軸に,作品そのものだけでなく,制作の背景や社会との関わりにも目を向けながら構成されていることを説明しました.また,それぞれの作品が異なるアプローチを取りながらも,共通するテーマのもとで互いに響き合うことにも触れました.
続いて,出品作家全員から一言ずつ,それぞれ作品について紹介がありました.
作品の着想や制作の背景,使用している技術,来場者に注目してほしいポイントなどが語られ,作品をより深く知り,作家それぞれの制作プロセスや考え方に触れる機会となりました.
「ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる」内覧会の様子,作品について語るウー・チーユーさん(写真中央)
キム・ヨンウンさん
小林椋さん
すずえり(鈴木英倫子)さん(すずえり(鈴木英倫子)+比嘉了を代表して登壇)
葉山嶺さん
森永泰弘さん
宮下恵太さん(エマージェンシーズ! 048 出品作家)
杉田碧さん(エマージェンシーズ! 049 出品作家)
同時開催「リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC」出展作家を代表して挨拶する駒﨑掲さん
作家本人から制作意図や技術的な特徴について説明を受け,作家へ質問を投げかける来場者の様子も見られました.
それぞれの作品は扱うテーマや表現方法こそ異なりますが,「遺す」「残る」「受けとめる」というキーワードを手がかりに鑑賞することで,作品同士のつながりや対話も感じられる構成となっています.
過去を保存すること,記録を受け継ぐこと,あるいは変化し続ける情報をどのように未来へつないでいくのか──作品を体験するなかで,それぞれの視点から考えるきっかけを提供します.
「ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる」は,11月8日(日)まで開催しています.ぜひ会場へお越しください.
【開催概要】
「ICC アニュアル 2026 遺す/残る/受けとめる」
会期:2026年6月20日(土)—11月8日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーB
開館時間:午前11時—午後6時(入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般 800円(700円),大学生 600円(500円)
無響室作品体験:一般・大学生 200円
年間パスポート:2,000円
* ご入場は事前予約をされた方を優先させていただきます.
来場予約へ
外部のウェブサイトに移動します.
*( )内は15名様以上の団体料金
* 障害者手帳をお持ちの方および付添1名,65歳以上の方と高校生以下の方,ぐるっとパスをお持ちの方は無料(受付にて身分証明書をご提示ください).
休館日:毎週月曜日
* 月曜日が祝日もしくは振替休日の場合,翌日を休館日とします.ただし,9/22[火・祝]は開館します.
休館日以外においても,開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます.
企画:吉﨑和彦,指吸保子,鹿島田知也,多田かおり
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](NTT東日本株式会社)
[K.A]