ICC
アノニマス・ライフ 名を明かさない生命
「米朝アンドロイド」 2012年
石黒浩
展示期間:2012年11月17日(土)—2013年1月14日(月・祝)[終了しました.]
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撮影:木奥恵三
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日時:2013年1月19日(土)午後3時より[終了しました.]
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日時:2012年12月15日(土)午後3時より[終了しました.]
2012年8月に大阪のブリーゼプラザ小ホールで公開された「米朝アンドロイド」は,落語家で人間国宝の桂米朝米寿記念にあわせて作られました.開発を指揮したのは大阪大学教授の石黒浩で,これまでにも自身を含む実在するモデルにそっくりなアンドロイドを製作し,国内外で注目されています.
容姿をリアルに再現するために,ハリウッド映画で活躍する特殊メイクアーティストの遠藤慎也が協力しています.アンドロイドの動きは,子息である桂米團治が落語を演じたものを,モーション・キャプチャー技術で体の動きを記録した上に,細部のひとつひとつに修正を重ね,プログラムされています.
制作:株式会社サンケイビル,株式会社ブリーゼアーツ
制作協力:株式会社米朝事務所
製作指揮:石黒浩
製作:株式会社アークエストスタジオ
石黒浩
1963年滋賀県生まれ.ロボット工学者.大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授,ATR社会メディア総合研究所石黒浩特別研究室室長.
これまでにヒューマノイドやアンドロイド,自身の風貌に酷似した遠隔操作型ロボットのジェミノイドなど,多数のロボットを開発.「あいちトリエンナーレ 2010」にて,アンドロイド演劇「さようなら」(脚本・演出:平田オリザ)を世界初上演.人間国宝の落語家,桂米朝をモデルにした「米朝アンドロイド」でも関心を集めた.「ロボット学とは哲学そのものである」という信念をもとに,『ロボットとは何か』(講談社現代新書),『どうすれば「人」を創れるか』(新潮社)などを発表している.