ICC





はじめに
入場料
展示作品




《信用ゲームα》
《信用ゲームβ》
《Better Living Through Chemistry : Palm Tree / $100 Bill》
《Better Living Through Chemistry : Acid Trip》
《etoy.VALUE-SYSTEM》
《着せ替えられる桃子》
《仕事スケール#GTV/M1》
《もし100万円を素材としたアート作品があったなら,果たしてそれはどれくらいの価値があるのだろうか? *インターネットオークション》
《信用ゲーム 1:10000》
《パワー・オブ・エン》
《エクスチェンジ》
《PLX》
《トレーディング・サーフィン》
参加作家
関連イヴェント




パネル・ディスカッション
アーティスト&キュレーター・トーク
インターネット中継
カタログ
企画展:「信用ゲーム」
2001年11月2日(金)— 12月24日(月)ギャラリーA, B, C





展示作品


《パワー・オブ・エン》
"Power of YEN"
2001年
西村佳哲

パワー・オブ・エン

パワー・オブ・エン
インスタレーション(照明壁)


 1円玉の価値を,それによって得られる光の量で捉えなおしてみよう,と考えてみる.1円で,どの程度の電気が使用できるのだろう.一般家庭の電気の値段は 1kWh=約16.41円.つまり16.41円で100Wの電球は10時間点灯し,1円の場合100W球を約37分間も点灯させることができる.1円の力はあなどりがたい.
 電気や水そしてお金は,都市生活者にとって空気のようにナチュラルな存在だ.それは都市における自然のように,無意識に利用されている.が,どちらも人の仕事の結果であり,ある意味では人工物の極みと言ってもいいだろう.電気とお金という,この二つの人工物は,果たして交換に値する等しさを持っているのだろうか.
 
※作品の性質上,鑑賞のために硬貨を入れていただく必要があります.投入された硬貨は,各作家の創作活動のために使われます.