本サイトをご利用の際,最新版のFirefoxGoogle ChromeInternet ExplorerSafariなどを推奨しております.
現在ご利用のブラウザでは,レイアウトなどが崩れる可能性があります.

インタラクションのアーカイヴとその計算論的分析

2026年2月28日(土)午後2時より

概要

三上晴子の作品では,鑑賞者が体験しインタラクションが発生した時に取得されるデータが保管されることがよくあります.《モレキュラー インフォマティクス—視線のモルフォロジー》(1996)から《Eye-Tracking Informatics》(2011/19)に至る,視覚をテーマにした一連の作品でも,体験者の視線の推移などのデータが残されています.
久保田晃弘,平川紀道,堂園翔矢は,《Eye-Tracking Informatics》の鑑賞体験データを用いて,スクリーン上の視線の動きや,視線によって生成される仮想構造体の形状を解析することで,個々のインタラクションの特徴や全体の傾向を分析しています.また,構造エミュレータの《Proto-ETI》を開発し,パラメトリックなインタラクション実験も行なっています.このプロジェクトでは,インタラクティヴ・アート作品の鑑賞者の体験そのものを分析対象として,そこに通底する美学を理論と実践の双方から探究することを目的としています.
本イヴェントでは,「知覚の大霊廟をめざして——三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」展でも紹介している彼らの取り組みについて,研究代表者の久保田晃弘によるレクチャーを開催します.

講師:久保田晃弘(多摩美術大学教授)
司会:指吸保子(ICC)


日時:2026年2月28日(土)午後2時より
会場:ICC ギャラリーD
定員:100名(当日先着順)
入場無料(展示をご覧になるには入場料が必要です)

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

インターネット中継

イヴェントの模様は,インターネット中継されました.

講師

久保田晃弘

「ARTSATプロジェクト」の成果で,第66回芸術選奨の文部科学大臣賞(メディア芸術部門)を受賞.『消えゆくコンピュータ』(岩波書店,1999),『遥かなる他者のためのデザイン—久保田晃弘の思索と実装』(BNN,2017),『メディア・アート原論』(共編著/フィルムアート,2018),『インスタグラムと現代視覚文化論』(共編著/BNN,2018),『ニュー・ダーク・エイジ』(監訳/NTT出版,2018),『Quantum Computer Art Studies』(2026年),『ここでもなく,いまでもない—スペキュラティヴな思考,不可能性,そしてデザインの想像力について』(監修/BNN,2026)など.

関連情報

インタラクションのアーカイヴとその計算論的分析(PDF)

展示 & イヴェントをみる