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オープン・サロン「オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス」出品作家によるイヴェント
アーティスト・トーク 明治大学 渡邊恵太研究室「IoT時代のWebの未来 〜透明化するインターネットと人のインタラクション〜」

2017年2月18日(土)午後2時より

オープン・サロン「オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス」出品作家によるイヴェント
アーティスト・トーク 明治大学 渡邊恵太研究室「IoT時代のWebの未来 〜透明化するインターネットと人のインタラクション〜」

概要

インターフェイスの設計は,機械を対象としたマンマシンインターフェイス(MMI)の時代から,コンピュータを対象としたコンピュータヒューマンインターフェイス(CHI/HCI)へと移り変わってきました.そうして機械やコンピュータは人々にとっての価値を明確なものとし,文化をつくってきました.そして今,その設計対象となっているのはインターネットです.

今日多くの人にとってのインターネットの体験はウェブブラウザかもしれません.しかしそれは徐々に変わろうとしています.インターネットはいよいよパソコンという画面とキーボードから構成されるデバイスにかぎらず,ワイヤレスにあらゆるモノへ接続が始まりました.アクセスという意識なしにウェブやインターネットの知識を背後に使いながら,私たちはインタラクションすることになるのです.そしてインターネットは透明化していきます.道具から家具から,乗り物,建物,すべてのものごとの概念が大きく変わっていくことになります.この身の回りすべてに広がるインターネットの可能性,その関わり方に関する想像力が,今,私たちに問われています.

本トーク・イヴェントでは,ウェブと実世界をつなぐCHIRIMENボードの開発を行っているCHIRIMEN Open Hardwareコミュニティより,Mozillaの赤塚大典氏と株式会社KDDI総合研究所の関口直紀氏をお招きし,ハードウェアに展開するインターネット,ウェブをテーマにIoT時代のウェブの未来を,デモンストレーションなどを交えつつ議論していきます.

出演:
渡邊恵太(明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 准教授)
赤塚大典(Mozilla)
関口直紀(株式会社KDDI総合研究所)


日時:2017年2月18日(土)午後2時より
会場:ICC 4階 特設会場
定員:200名(当日先着順)
入場無料

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

インターネット中継

このイヴェントの模様は,インターネット中継されました.

参加アーティスト

渡邊恵太

1981年生まれ.明治大学総合数理学部 先端メデイアサイエンス学科 准教授.シードルインタラクションデザイン株式会社代表取締役社長.2009年慶應義塾大学政策メディア研究科博士課程修了.博士(政策・メディア).知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインやネットを前提としたインタラクション手法を研究.近著に『融けるデザイン ハードxソフトxネットの時代の新たな設計論』(BNN新社,2015)


赤塚大典

都立航空工業高等専門学校在籍中から4輪レーサーを目指すも断念.蕎麦屋,溶接屋を経てプログラマになる.2003 年 IPA 未踏ユース(スーパークリエータ),2006年 IPA未踏ソフトウェア創造事業に採択.2011 年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了.現在は Mozilla のエンジニアとして従事.2008 年度グッドデザイン賞 (新領域),2011 年慶應義塾大学政策・メディア研究科相磯賞,2014 年参画プロジェクト:グッドデザイン賞受賞.2015 年ワークショップコレクション最優秀賞.


関口直紀

1987年生まれ.KDDI総合研究所 研究員.Web関連技術の研究開発に従事し, 2015年からオープンソースプロジェクト「CHIRIMEN Open Hardware」に参加.オープンなWeb技術を使用してセンサやアクチュエータが制御できるCHIRIMENボードの開発を通して,Web of Things時代のモノづくりの在り方について研究.

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