自然光/人工光,可視/不可視にかかわらず,光はつねに科学において重要な研究対象であり,また観察という行為を可能にする根本的な存在としてあります.たえまなく拡張し続ける光をめぐる技術や研究は,アーティストを触発し,独自のまなざしや閃き,スタンスによって科学や社会,そして知覚に潜在する創造性がアーティストを通して可視化されてきました.このセッションでは,光と知覚を結んでいく新たな可能性をめぐってアーティストと科学者が対話を試みます.
パネリスト:池上高志(複雑系科学/東京大学大学院教授),エヴェリーナ・ドムニチ&ドミートリー・ゲルファンド(本展アーティスト),ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ(本展アーティスト),ヨッヘン・ヘンドリックス(本展アーティスト)
司会:四方幸子(本展キュレーター)