国際交流基金アジアセンターと在シンガポール日本国大使館ジャパン・クリエイティブ・センター（JCC），NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] の共催による企画展「Open Possibilities: There is not only one neat way to imagine our futures」シンガポール展が，12月6日にシンガポールのジャパン・クリエイティブ・センター（JCC）にて開幕しました．

出品作家：市原えつこ［日本］，INTER–MISSION［シンガポール］，タナチャイ・バンダーサック［タイ］，葉山嶺［日本］，やんツー［日本］，Waft Lab［インドネシア］

市原えつこ《デジタルシャーマン・プロジェクト》2015年—

INTER–MISSION《ラプス・プロジェクト（24時間ラプス）》2018年

タナチャイ・バンダーサック《セントラル・リージョン》2019年

葉山嶺《裁縫鳥の真珠》2018年

やんツー《造山運動》2019年

Waft Lab《Solah Trabas（ソラー・トラバス）》2019年

オープニング・レセプションには，メディア・アートの展示ということで関心を持った人々が多く訪れました．また，12月7日には，アーティスト・トーク「Exposing the Limit: On Futures, Media Art, and Technology」が開催され，展覧会のテーマや出品作品についてキュレーターとアーティストが解説とディスカッションを行ないました．観客からは，将来，テクノロジーによって死生観や経済活動，芸術の価値観がどのように変わるのか，などの質問が寄せられました．

会期中には，このほかにも，本展キュレーターと出展アーティストによるトーク・イヴェントを開催するほか，シンガポール内の2つの会場で，アウトリーチ・プログラムを開催します．会期中，シンガポールを訪問される方やシンガポール滞在中の方は，ぜひ会場を訪れてみてください．

2020年1月11日（土）より，本展は東京に巡回します．

東京展では，出品作家としてザイ・タン［シンガポール］， ヘリ・ドノ［インドネシア］も加わり，関連イヴェントも多数開催予定です．どうぞお楽しみに．

シンガポール展概要

会期：2019年12月6日（金）—21日（土）
開館時間：午前10時—午後6時
休館日：日曜日，月曜日
会場：ジャパン・クリエイティブ・センター（JCC）
入場無料
主催：国際交流基金アジアセンター，NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] （東日本電信電話株式会社），在シンガポール日本大使館ジャパン・クリエイティブ・センター

シンガポール展関連イヴェント

ギャラリーツアー ^＊ 終了しました．
日時：2019年12月6日（金）午後2時—3時
　　　2019年12月7日（土）午後2時—3時
会場：ジャパン・クリエイティブ・センター（JCC）

アーティスト・トーク「Exposing the Limit: On Futures, Media Art, and Technology」 ^＊ 終了しました．
日時：2019年12月7日（土）午後3時30分—5時
会場：ジャパン・クリエイティブ・センター（JCC）
参加アーティスト：市原えつこ，INTER–MISSION，Waft Lab，やんツー
モデレーター：指吸保子

アウトリーチ・プログラム
ワークショップ「Making a Drawing Machine with Daily Objects」
日時：2019年12月8日（日）午後1時—5時
会場： Science Centre Singapore
アーティスト：やんツー
ファシリテーター：INTER–MISSION
対象：小学生以上
定員：15名

アウトリーチ・プログラム
ワークショップ「Sounds. Warning. System.」
日時：2019年12月12日（木）午後5時—9時
会場：The Substation
アーティスト：リンタン・ラディティヤ
ファシリテーター：INTER–MISSION
対象：アートを専攻する学生，アーティスト，音楽家，作曲家
定員：10名

アーティスト・トーク「On Surroundings: Reconfiguring the modes of communication with nature」
日時：2019年12月13日（金）午後６時—7時30分
会場：ジャパン・クリエイティブ・センター（JCC）
参加アーティスト：葉山嶺，リンタン・ラディティヤ，ザイ・タン

[A.E.]