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スタッフ・ノート

本日より,「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」展 開催!

2015年11月21日 20:00

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本展作家のジョン・ウッドさん(左)と,ICC主任学芸員の畠中実(右)


本日11月21日より,「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」展がオープンしました.展覧会開催にあわせ,アーティストのジョン・ウッドさんが来日されました.


ウッドさんは,日本に到着するとすぐにICCへ来館され,学芸スタッフ,テクニカルスタッフと一緒に展示室内をまわりながら,会場構成を確認し,各作品の映像の投影位置や,音や画質などの最終調整をされました.作品一点一点,テクニカルスタッフと何度もコミュニケーションを取りながら綿密に行なわれました.

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会期初日の本日は,森美術館キュレーターの近藤健一さんをゲストにお迎えしたアーティスト・トークを開催しました.日本でジョン・ウッド&ポール・ハリソンをいち早く紹介した近藤さんは,2007年に森美術館で開催された「MAMプロジェクト005」企画者として当時を振り返りながら,本展との共通点として,平面的な映像作品を空間的にみせる映像インスタレーションの特徴についてコメントされました.近藤さんからのコメントを受けてウッドさんも,ドローイングとして二次元から構想されたものが,映像作品の撮影というかたちで三次元になり,それが再び映像として画面上で二次元になった後で,展示という方法で再び三次元としてみせるという,二次元と三次元の関係性を重視していると返答されました.このお話からも,ドローイングが制作の中で重要なプロセスであることがうかがえます.

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今回の展覧会では,出品作品に関連したドローイングも展示されています.180枚にもおよぶドローイングは,モニター上のスライドショーでご覧いただけます.作品が構想される時に描かれたドローイングには,作品とは異なった魅力があり,それ自体がひとつの映像作品のようにもみえてきます.

また,本展の予告となるトレイラーも公開されています。ご来場の前に,展覧会の様子がご覧いただけるコンテンツとなっています.こちらもあわせてお楽しみください.






みなさまのご来館をお待ちしております!


企画展「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」
会期:2015年11月21日(土)--2016年2月21日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時--午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/28--1/4),
保守点検日(2/14)
入場料:一般・大学生500(400)円/高校生以下無料
    *( )内は15名様以上の団体料金
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
協力:フォステクス カンパニー


[N.K.]