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スタッフ・ノート

「オープン・スペース 2013」展示準備中!(3)

2013年5月22日 22:04

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今回のレポートは,新作を展示するOpen Reel Ensembleの和田永さんと新進作家紹介コーナー「エマージェンシーズ!」に出品する池内啓人さんの設営,八谷和彦さんの搬入や,2012年度からの継続展示となる逢坂卓郎さんが作品動作確認のため来館した様子についてお伝えします.


5月17日(金)

今日は,和田永さんが設営のため来館されました.
和田さんには新作《時折織成 ver.2——落下する記録》を出品していただきます.

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この作品は今年3月にELTTOB TEP ISSEY MIYAKEの店内で発表された《時折織成》を,本展のために形や大きさを変えて新たに制作するものです.今回のver.2では,前作で3台だったオープンリール式のテープレコーダーを4台に増やし,天井高のあるICCの空間にあわせて高い位置に設置します.高い位置から特製のライトボックスの中へと落下するオープンリールのテープは,水中に絵の具を垂らしたときのような,なんともいえない,ゆったりとした速度で有機的な美しいラインを描きだします.見ているとついつい時間がたつのを忘れてしまいそうになります.
和田さん曰く,本作では「オープンリールの神様をまつる!」ということですので,このオープンリールのテープが織り成す穏やかな時間の流れとともに,どこか崇高でシンボリックな展示になるのではないかと思います.

和田さんは5月26日(日)の閉館後,午後6時30分より,Open Reel Ensembleのパフォーマンスも行ないます.詳細はICCウェブサイトをご覧ください.
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2013/Opensalon51/index_j.html


また,今日は「エマージェンシーズ!020」の池内啓人さんも展示設営のために来館されました.
「エマージェンシーズ!」は毎回フレッシュな新進作家を紹介している個展形式の企画ですが,実は先にお伝えした和田永さんも2009年の「エマージェンシーズ!」で展示されました.つまり,その後の活躍が期待される若手有望株の作家をいち早くご覧いただける企画ということで,こちらも見逃すことはできません.
さて,その「エマージェンシーズ!」に大抜擢された池内さんですが,この春に多摩美術大学を卒業されたばかりの1990年生まれの作家です.今回は卒業制作展でも発表した《プラモデルによる空想具現化》(2013)というプラモデルとパソコン周辺機器でつくるハイブリッドなジオラマをバージョン・アップさせて展示します.ICCの担当スタッフと打ち合わせを重ね,少し新しい見せ方にも挑戦しています.こちらもどうぞご期待ください.

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5月20日(月)

八谷和彦さんが作品搬入のため来館されました.
八谷さんに出品いただく《見ることは信じること》(1996)は,専用ヴューワー「ヒツジ」を通して,肉眼では見ることのできない赤外線LEDが使われた電光掲示板にながれるテキストを読む作品です.発表以来,国内外の展覧会でたびたび展示され,メディア・アートの重要作品のひとつとして知られています.

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届いたクレートには,その歴史を物語るように,いろいろな展覧会のラベルシールが貼ってありますね.
「オープン・スペース 2013」は,先端技術を取り入れた作品や日本初紹介の海外作家の作品の他にも,こうしたメディア・アートにおける代表的な作品も紹介します.

また,本日は逢坂卓郎さんも昨年度からの継続展示となる《生成と消滅 2012》(2012)の動作確認を行なうためにICCに来館されました.
《生成と消滅 2012》は宇宙から飛来するエネルギー(宇宙線)の存在を,LEDライトにより視覚化している作品で,「オープン・スペース 2013」では,隣の展示室に展示する八谷さんの《見ることは信じること》とともに,人間の目ではとらえることのできないものを見る作品です.宇宙から地球上にふりそそぐエネルギーを検知する動作確認をされ,オープンにむけての準備は万全です.


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ご自身の設営の合間にペ・ランさんの《moving objects | nº 692 - 803》(2012)をご覧になった中ザワさんは,「きっとものすごく実験を繰り返してここに行き着いたんだろうなぁ」と,規則性のある運動が生み出す視覚のトリックに興味津々のご様子でした.


「オープン・スペース 2013」は,いよいよ今週末にオープニングを迎えます.
みなさまのご来場をお待ちしております!




オープン・スペース 2013
会期:2013年5月25日(土)─2014年3月2日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前11時─午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/28─1/3),保守点検日(8/4,2/9)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2013/Openspace2013/index_j.html


オープン・サロン 「オープン・スペース 2013」出品作家によるイヴェント
パフォーマンス Open Reel Ensemble

出演:Open Reel Ensemble(和田永,佐藤公俊,吉田悠,難波卓己,吉田匡)
日時:2013年5月26日(日)午後6時30分より
会場:ICC 4階 特設会場
定員:150名(当日先着順)入場無料
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2013/Opensalon51/index_j.html


[K.H.]