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スタッフ・ノート

キッズ・プログラム 2012 スタッフ日記(10)

2012年9月 6日 18:00

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「実験1 ちかづく・とおのく」撮影:木奥惠三

ICC キッズ・プログラム 2012
パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ)
ひかり・くうかん じっけんしつ

スタッフ日記(10)「展覧会が終了しました」


「ひかり・くうかん じっけんしつ」が9月2日で終了しました.18日間という短い会期でしたが,たくさんのお客様がご来場くださいました.

クワクボリョウタさん,山口レイコさんによる「ひかり」と「かげ」の世界をみなさんはどのようにご覧になったでしょうか.


ICCでは,2006年から毎年夏休み期間に,小さなお子さんからでも楽しんでメディア・アートに触れられる展覧会,ワークショップなどで構成するICCキッズ・プログラムを開催してきました.


「ひかり・くうかん じっけんしつ」はパーフェクトロンの個展ということや,会場音楽があったことで,これまでのキッズ・プログラムの展覧会とは少し印象がちがったかもしれません.


「実験1 ちかづく・とおのく」では,次々に壁面に投影される「かげ」を見て,光源に照らし出される実物のオブジェの名前ではなく,見立てをしながら楽しむお子さんたちの姿もとても印象的でした.このブースでは,多くのお子さん,おとなのお客様から「オープン・スペース 2010」で展示されたクワクボリョウタさんの《10番目の感傷(点・線・面)》をご覧になったことや「まるであの作品の景色を自分で作れるようでうれしい」というお話をたくさんうかがうことができました.

また,「実験2 うかぶ・しずむ」「実験3 そとから・なかから」のように,じっくりと作品に向き合って鑑賞をするということが,いわゆるインタラクティヴ性の高いメディア・アート作品を体験することとは異なる時間を生み出していたようにも思われました.よちよち歩きのお子さんたちも暗い展示空間を怖がるのではなく,すっかり作品に夢中になっているようでした.


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左:「実験2 うかぶ・しずむ」右:「実験3 そとから・なかから」 いずれも撮影:木奥惠三




展覧会は終了しましたが,会期中に行なったイヴェントの様子などは,引き続きこちらのスタッフ日記でお伝えしていきます.

ご来場くださったみなさん,ありがとうございました!

[A.E.]