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《VP3L》 [2006–] “VP3L”

比嘉了

《VP3L》

作品解説

《VP3L》(Visual Programming for 3D Language)は,3次元空間の概念をベースにした,リアルタイム音響プログラミング言語です.コンピュータでシミュレートした3次元空間内に配置されたオブジェクトをプログラムの基本要素として,任意に空間内をナヴィゲートすることによってさまざまな音響を体験することができます.ここではプログラミングの空間が音響空間そのものとなっており,空間内での移動がリアルタイムでプログラムに影響します.

《VP3L》では,事前に用意されたさまざまな音のプログラム・サンプルをベースに,シンプルなインターフェイスを介してプログラミング空間内を移動し,それによって体験者が自在に音を変化させていくことができます.《VP3L》は,当初,アーティスト自らが操作し,パフォーマンスをするために制作され,その後,誰もが操作可能なインスタレーション版へと進化しました.今回の展示では,複数面でのプロジェクションを採用したことで,より没入感のある世界を体験することが可能です.プログラミング空間のほぼ中央(前後/左右/上下)が,体験者のポジションとなっており,そこを起点にランドスケープが変化していきます.広大な宇宙を浮遊するように,自由に空間を探索してください.

アーティスト

展示情報

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