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《東京即錯2021》 [2021] “Tokyo Soksak 2021”

小鷹研究室(名古屋市立大学)

《東京即錯2021》

作品解説

手や足や頭など,自分の体の部分が自分のものではないように感じたり,普段よりも伸びたり柔らかくなるように感じてしまう「からだの錯覚」を体験してみましょう.ひとりでできるものと,誰かと一緒にできるものがあります.


名古屋市立大学大学院芸術工学研究科の小鷹研理研究室では,「からだの錯覚」を中心テーマとして,新しいメディア空間における新しい〈からだ〉のかたちを模索しています.「からだの錯覚」を実際に体験してみることや,新しい「からだの錯覚」を考案することを重視し,認知心理学における重要な概念である「身体所有感(ある身体が自分の身体である,という感覚)」に対する理解を軸に,種々の心理実験から所有感を変調させるための必要条件を吟味しています.また,VR技術を積極的に導入し「具体的に体験可能なインタラクション装置」のなかで設計された〈からだ〉のリアリティを様々な尺度で検証しています.

オンライン展示では,ウェブブラウザを紙と見立てたユニークな環境で,小鷹研究室が発表した,特別な材料や道具を用いずに手軽に「からだの錯覚」を即席に体験する錯覚レシピ本『即錯23』に掲載された錯覚を紹介します.さらに,宇佐美日苗による,紙を用いたインスタレーション《あなたは今、しています》を,ブラウザ環境の中で展開する試みも行なっています.

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