小さなスピーカー群による“音の芽吹き”シリーズ.「発芽する」またはその「芽」を意味する「Sprout」には,「speaker out」の略語である「SP OUT」も隠れています.「evala 現われる場 消滅する像」展では,2024年3月に旧Bunkamura Studioで発表されたシリーズ第一作を大きく発展させ,ひとつひとつ形状の異なるオリジナル・スピーカーが大量に製作されました.体験者は作品のなかを自由に歩き回ることができ,ときに多数の個のような,ときにひとつの群れのような,新しい生命の息吹が満ちた空間に包まれます.
コンセプト,ディレクション,音楽,音響:evala
スピーカー開発:竹村美彦,浪川洪作
ケーブルいけばな:井上千聖
照明デザイン:山下恵美(RYU),大庭圭二(RYU)
制作:清水聡美