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《運動—コイルと磁石の場合》 [2016] “motion—Case, Coil and Magnet”

johnsmith

《運動—コイルと磁石の場合》

作品解説

技法:(1)コイル,(2)磁石,を与えられたものとせよ

この作品では,アンプにより増幅したサイン波をコイルに流し,そのことで発生する磁場の変化に応じて運動する磁石を提示している.サイン波の周波数を変えることで,磁石の運動を低周波帯域では動きとして,高周波帯域では音として知覚することができる.

一見科学館の技術展示のようでもあり,またキネティックアートのようにも見えるこの作品は,この両者の文脈を明確に隔てるものとはなんであるか,というメディアアートにおける技術の取り扱われ方への疑問を提示することを目的としている.なぜそれが単なる技術の提示ではなくアートと呼ばれるのか.日本のメディアアートの中心とも言えるこのICCで,本作品を観覧しながらそのようなことに思いを馳せてみるのも良いのではないだろうか.

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