ダニエル・リベスキンド Daniel LIBESKIND
ダニエル・リベスキンド
プロフィール
現在のテクノロジーは無意識の扉を開けることになった──真に優れた建築はシステムを完全に破壊することができる──私たちは確実にある時代に入ろうとしている──欲望と解釈のあらゆるフォルムが消滅したとき,初めて建築と芸術の真の作用が機能し始める(ICCインタヴュー・シリーズより) 1946年ポーランド生まれ.イスラエルで音楽を学び,ニューヨークのクーパー・ユニオン,イギリスのエセックス大学で建築を学ぶ.欧米各地の大学で教鞭をとり,'77〜'85年クランブルック芸術学院建築学部長を務めた.'86〜'89年イタリア・ミラノにアーキテクチェア・インターマンディウムを設立し所長となる.'94年カリフォルニア大学ロサンゼルス校建築学部教授.'87年ベルリン国際建築展(IBA)で「シティ・エッジ・プロジェクト」が満場一致で1位に指名された.この計画はその後ペンディングとなったが,「ベルリン・ユダヤ博物館」という別の計画が具体化され,'99年に完成.米国籍だが,現在はベルリンの壁沿いのクロイツベルク地区にアトリエをかまえる.現在,デンヴァー美術館拡張計画やロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館拡張計画などの,巨大なプロジェクトを進行中.
[2002]