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7月23日(土)
アーティスト・トーク

コンサート
「The Record of the Record of the Time」

映像上映
学芸員による解説ツアー
2005年7月22日(金)—10月2日(日)ギャラリーA,B,5Fロビー,エントランス・ロビー





主な作品年表










《制度の中の夢》 
"Institutional Dream Series"


《制度の中の夢》シリーズでアンダーソンは,色々な公共の場所で眠ってみて,夢に場所の影響が現れるか,試した.公衆トイレ,公園のベンチ,公共図書館といった場所で行われた.

写真:Geraldine Pontius






《自動演奏ヴァイオリン》 
"Self-Playing Violin"


スピーカーが組み込まれた改造ヴァイオリン .

Courtesy of Laurie Anderson





《氷上のデュエット》
"Duets on Ice"


ヴァイオリンに内蔵してあるスピーカーから,あらかじめ録音したヴァイオリンの曲が聞こえてくるようになっている.同時に,生演奏でヴァイオリンを弾く.録音してある曲はループになっているので,始まりも終わりもない.スケート靴をはき,左右とも氷の塊のなかにブレードが閉じ込められている.氷が溶けるとバランスが崩れ,そこでコンサートは終了する.

写真:Bob Bielecki







《ヴァイオフォノグラフ》
"Viophonograph"


針は弓についていて,それを下げてレコードに近づける.レコードには数本のトラックに分けて,ヴァイオリンの音色とフレーズが録音されている.展示されている楽器は,それを自動化したもの.

写真:Bob Bielecki




《ハンドフォン・テーブル》
"Handphone Table"


音を圧縮・増幅させるパワフルドライバーがテーブルに埋め込まれている.落ち込んでいるときのように,テーブルに肘をつき,手で耳を覆うとテープに録音された音を聞くことができる.音はテープから,ドライバー,ねじ,肘,そして頭蓋骨を経由して伝わっていく.頭蓋の空洞がちょうどスピーカーのような働きをする.

Courtesy of Canal Street Communications



《クローン》
"The Clone"


ヴィデオ作品《私たちって誰のこと?》からの抜粋.アンダーソンは,電子的に自己を加工して,自分自身のクローンを演じている.




《ヴィデオ・ボウ》
"Video Bow" 


小型カメラの取り付けられたヴァイオリンの弓.《ナーヴ・バイブルの物語》で使用された.







《つむじ風》
"Whirlwind"


直径8フィートのディッシュに48個のスピーカーを取り付けたものが,天井からつり下がっている.その直下に人が立ち,中心に焦点を合わせた音を聴く.《つむじ風》では,音は水平の円形に循環するだけでなく,上下方向のパターンでも動く.

Courtesy of Canal Street Communications


《言葉の滝》
"Wordfall"


《言葉の滝》は日本の「愛・地球博」の委嘱による作品である.LEDパネル上で,日本語の言葉が順番に下へ流れていく.英語の訳文は電子装置としての池に流れ込んでいくように見え,そこに同心円の言葉の波紋がうまれる.同期化は特注(カスタムメイド)のソフトウェアで制御されている.

Courtesy of conversation & company ltd.