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遠隔地にいる【相手の顔を見ながら対話するための空間(インターパーソナル・スペース)】と【協同作業を行なう空間(シュアド・ワークスペース)】をシームレスに結合するというのが,《クリアボード》のデザイン・ゴールである.その実現のために「ガラス板を隔てて話しながら,ガラス板に両側から描画する」というシンプルなコンセプトを考案した.《クリアボード1》では,ヴィデオ描画技術を用い,コンピュータなしで,同時に描画できる共用ホワイトボードの機能と,相手の顔を見て話せるヴィデオ会議の機能を,統合した.このシステムは,「CHI
'92」,「CSCW '92」で発表され,NTTの霞ヶ関展示場にも展示された.
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