ICC





はじめに
入場料
展示作品 1
展示作品 2
海市について




計画/経緯
ANY会議/ユートピアをめぐる言説
ヴェネツィアビエンナーレ/海市計画コンセプトパネル
展覧会について(会場構成




1. プロトタイプ
2. シグネチャーズ
3. ヴィジターズ
4. インターネット
ウェブページを通じた展覧会への参加
DWF形式によるAutoCAD図面の参照
フォーラムのページ
参加作家
カタログ
 
1997年4月19日 〜 7月13日 [終了しました.] ギャラリーA





アンケート一覧


それぞれのアンケートについて,意見・提案等を電子メール/FAX にてお送りください. 答えたアンケートの番号(#1〜8)を必ず書き,下記アドレス/FAX番号宛てに送信してください.[終了しました.]

メールアドレス:utopia@ntticc.or.jp
FAX 番号:03-5353-0929

各アンケートの関連ページ(リンク箇所)をクリックすることによって,そのページを開くことができます.
 


#1 (関連ページ:海市計画/経緯

「海市計画」はフィジカルには,人工の「島」をつくり,そこに文化・学術,業務・会議,居住・逗留の諸施設を計画するという内容です.「島」という言葉からどのようなものが連想されますか.たとえば,いままでの計画のプロセスにおいて「ヴェネツィア」は常に参照の対象でした.そして「島」は「ユートピア」に繋がります.なぜ「島」なのか.広範な議論を期待します.

 


#2 (関連ページ:立地/地勢学

ヨーロッパにおける欧州連合(EU)のように,アジアにおいても早晩,地域,民族の統合をめざす動きが活発化すると考えられます.地理的に「海市」は,そのアジア・コミュニティーの中心に位置します.中央にコンベンションのための諸施設を配していますが,それは将来,アジア各国の代表が「海市」に集まり会議を開くことも視野にいれてのことです.グローバルな視点から「海市」を論じてください.

 


#3 (関連ページ:ヴェネツィア・ビエンアーレ提示案

「プロトタイプ」として提示された案は,中央にコンベンション,文化/学術,業務用途の諸施設が配置されセンター地区を形成しています.その周囲には住宅/業務/商業の混在するエリアが海に向かって広がってゆきます.この大まかなゾーン分けは暫定的なもので,組み替え可能です.ここに提案されていない新たな施設の追加,いまある案の部分的な修正,置き換え,移動,変形,拡大縮小,等々,多様な意見・提案を受け付けます.できれば,白図をダウンロードし,それをもとにスケッチを描いて具体的な提案にして返送してください.

 


#4 (関連ページ:人工島平面図

ここでは居住の場と労働の場が渾然一体です.住宅/研究所/事務所/店舗など,あらゆる施設が中庭形式の比較的低層の建物に収められます.そのリング状の建物群はランダムに配置され,その間を縫うように道路や水路,電気・ガス・水・通信のパイプ・ラインが成長してゆきます.車は島の入り口でシャット・アウトされ,域内の主要な交通手段はボート,電気自動車,自転車,徒歩です.未来社会での生活について,その有りうべき姿について,意見・提案をお寄せください.また,白図をダウンロードし,その上にスケッチを描いて具体的な提案を返送してください.電子メール/FAXでいただいた意見・提案は,フォーラムの場で一般に公開されると同時に,具体的な建築に翻案され「インターネット」模型に組み込まれます.

 


#5 (関連ページ:インターネット

ユートピアの都市/inter-の概念と手法/マスタープランを持たない都市のプラン/「不特定の人々が参加する」計画のプロセス/開放系としてのユートピア−これらについて意見をお寄せください.ユートピアをめぐる議論がフィジカルなプランニングのレベルを超えて,広く政治/経済/文化のコンテクストで展開されることを期待します.

 


#6 (関連ページ:ヴェネツィア・ビエンナーレ 六曲一双 左隻

左隻では,トマス・モアのユートピア島,ヴェネツィアとのスケール比較,竜脈に代表される地勢学/風水思想,そのうえで,海市計画の全体平面図が描かれています.そして,情報ネットワークも含めた広義の「交通」の変革が,建築と都市の再構築を要請すると主張しています.この情報システムと通信メディアの急速な進歩が,どのような局面でフィジカルな建築型の変容に結びつくと考えますか.

 


#7 (関連ページ:ヴェネツィア・ビエンナーレ 六曲一双 右隻

右隻では,それぞれ客家/四合院/天壇/紫禁城といった中国の文化的遺産を下敷きに,トランスフォーメーションの手続きを経て,新しい建築型を生み出すプロセスが描かれています.このトランスフォーメーションの手続き,あるいはアルゴリズムにはどのようなものが考えられ得るのか,意見をお寄せください.また,その新たな手続きを経て生み出される建築型をスケッチの形でお送りください.

 


#8 (関連ページ:模型写真のページ

旧来の計画手法においては,インフラストラクチャ,つまり道路,エネルギー系,通信系のネットワーク等,の計画は常にその上に建つ建築型の計画に先行していました.しかし,ここではその関係が逆転しています.建築型の設定とその配置が先行し,インフラストラクチャは,その隙間を縫って自然発生的に成長してゆきます.都市において,インフラストラクチャのライフ・サイクルは,建築型のそれより短い場合が往々です.インフラストラクチャと上部構造たる建築型との関係について,「計画」の観点から広範な意見・提案を求めます.