黒田大スケは,自分が興味を持っている出来事を調べて,その出来事に関係する人を自ら演じる映像作品を作っています.その際に,顔や体に動物の絵を描いて,それらの動物がしゃべっている様に見せる工夫をすることで,アヴァター(分身)化し,感情を表現しやすくしています.黒田にとって,誰かを演じることは深くその人について考えることでもあり,その人の気持ちを理解するひとつの方法なのです.
黒田の作品に関連し,家族など自分の身近な人やペット,またはあこがれの人物になりきってみるワークショップを開催します.マスクに絵を描き,それをつけて別の人物になりきり,短時間のインタヴューを収録します.
完成した参加者のインタヴュー映像は,後日展覧会場にて展示予定です.