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第3回メディアアート国際シンポジウム
「インターネット以降の文化形成―創作,発信,ネットワーク―」Day2

2019年2月3日(日)午後1時—午後6時

概要

ネット社会特有の新たな表現を発信するプロダクションとメディアによるカルチャーシーン形成の実践を紹介.インターネット以降の文化の相互作用,そこで生まれるアジアにおけるユースカルチャーの未来について考えます.

出演者:
リアル・リザルディ(アーティスト,研究者|インドネシア)
dj sniff(ターンテーブル奏者,DJ,キュレーター|日本)
⾦澤韻(インディペンデント・キュレーター/十和田市現代美術館学芸統括|日本)
川田洋平(編集者/『STUDIO VOICE』ディレクター|日本)
マーヴィン・コナナン(PURVEYR設立者,編集長|フィリピン)
FNMNL[和田哲郎](カルチャー・ウェブマガジン|日本)
VISLA Magazine[チェ・ジャンミン,クォン・ヒョギン](カルチャー・ウェブマガジン|韓国)
若林恵(編集者|日本)


プログラム
午後1時―1時15分
イントロダクション
午後1時15分―2時45分
[第2部]新たな表現はいかにしてプロデュースできるのか
リアル・リザルディ(アーティスト,研究者)
dj sniff(ターンテーブル奏者,DJ,キュレーター)
⾦澤韻(インディペンデント・キュレーター/十和田市現代美術館学芸統括)
午後3時―4時45分
[第3部]アジアのカルチャーシーンをつくるには
川田洋平(編集者/『STUDIO VOICE』ディレクター)
マーヴィン・コナナン(PURVEYR設立者,編集長)
FNMNL[和田哲郎]+ VISLA Magazine[チェ・ジャンミン,クォン・ヒョギン](カルチャー・ウェブマガジン)
若林恵(編集者)
午後4時10分―6時
ディスカッション

* 出演者やプログラム内容は,予告なく変更・中止となる場合がございます.

日時:2019年2月3日(日)午後1時—午後6時(開場:12時30分)
会場:ICC 4階 特設会場
定員:250名
入場無料(事前申込制)
日英同時通訳つき

主催:国際交流基金アジアセンター,アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
特別協力:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]


申込方法[先着順]
https://2019mediaartsympo.peatix.comより,必要事項をご記入のうえお申し込みください.

お問い合わせ
メディアアート国際シンポジウム事務局(株式会社ノット内)
TEL:03-5784-0174(平日 午前10時―午後5時 * 土日・祝日は除く)
FAX:03-6690-2569
E-mail:mediaartsympo@knot-inc.co.jp

出演者

リアル・リザルディ

人間とテクノロジー,電子機器やイメージの流通とネットワークの介入の関係性に関心をもつ.作品を通じて(無)時間の観念やイメージにある政治性,メディア考古学,人間の生活におけるテクノロジーの影響を問い直す.2017年にはジャカルタ国際ドキュメンタリー実験映像祭(ARKIPEL)で,2018年には展覧会「Internet of (No)Things」(ジョグジャカルタ)のキュレーター.バンドゥンにあるアート・コレクティヴSALONの共同設立者.現在は香港城市大学博士課程在籍.


水田拓郎/dj sniff

1978年生まれ.2004年にニューヨーク大学インタラクティヴ・テレコミュニケーションズ・プログラム(ITP)で修士課程修了.2012年までオランダのSTEIM電子楽器スタジオでアーティスッティック・ディレクターとしてさまざまなプロジェクトを企画.演奏家としてはターンテーブルと独自の演奏ツールを組み合わせながら実験音楽/インプロヴィゼーション/電子音楽の分野で活動.2017年まで香港城市大學(School of Creative Media)で客員助教授を務め,現在は東京に拠点を移して活動を続けている.


⾦澤韻

現代美術キュレーター.熊本市現代美術館など公立美術館での12年の勤務を経て,2013年に独立.2017年から十和田市現代美術館の学芸統括としても活動.近年の主な展覧会に「毛利悠子:ただし抵抗はあるものとする」(十和田市現代美術館,2018),「Enfance/こども時代」(パレ・ド・トーキョー,パリ,2018),「ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学」(十和田市現代美術館,2018),「茨城県北芸術祭」(茨城県,2016)がある.


川田洋平

大学卒業後に編集プロダクションに入社.2013年にハイパーローカルな東京23区シティカルチャーガイド『TOmagazine』を立ち上げ,以降6号目まで編集長を務める.2015年に独立し,書籍や広告等の編集ディレクションを中心に手がける.主なディレクションワークに星野源『YELLOW MAGAZINE』,博報堂「恋する芸術と科学」ラボ発行『jozo 2050』,蜷川実花監修パラスポーツグラフィックマガジン『GO Journal』,カルチャー雑誌『STUDIO VOICE』(INFASパブリケーションズ)など.


マーヴィン・コナナン

企業での勤務を経て,フィリピンで生み出される創造的価値を発信するため,2012年にPURVEYRを設立.2015年から全精力を注ぎ,この6年の間で,PURVEYRを多様なデジタル・コンテンツを複合的にプロデュースするブランドへと成長させる.年1回の雑誌出版,2軒の小売店の経営,他にも毎年多くのイベントを主催するなど,創造的なコミュニティに関わる包括的なメディア/ソーシャル・ブランドとなるためさまざまなことに取り組み,情熱をもってフィリピンのクリエイティヴ文化を支援する.


FNMNL

FNMNL(フェノメナル)は,2016年に始動したニュースサイト.音楽サイトのディレクター経験者や国内外で活躍するフォトグラファー等が在籍し,国内外の音楽やファッション,アートなどの新しい潮流をいち早く伝えている.ローカルのアーティストとの関係性などを活かし,インターネット上の情報に敏感な次世代のクリエイターとともに,次なるカルチャーシーンを作ることをめざしている.2018年からは韓国・VISLA Magazineとの協働企画も展開している.


VISLA Magazine

2013年に韓国・ソウルで誕生したインディペンデント・ウェブマガジン.ファッションや音楽,アートなどを中心に,韓国のみならず日本やアメリカ,ヨーロッパのカルチャーシーンを紹介.その活動はウェブだけに留まらず,2017年からはフリーペーパー『VISLA Paper』を年間4回発行.地元・ソウルのストリートカルチャーシーンと密に連携し,イベント企画,プロダクト製作など,既存のメディアの枠組みにとらわれない活動を展開している.


若林恵

1971年生まれ.ロンドン,ニューヨークで幼少期を過ごす.早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後,平凡社入社,『月刊太陽』編集部所属.2000年にフリー編集者として独立.以後,雑誌,書籍,展覧会の図録などの編集を多数手がける.音楽ジャーナリストとしても活動.2012年に『WIRED』日本版編集長就任,2017年退任.2018年,黒鳥社(blkswn publishers)設立.著書『さよなら未来』(岩波書店),責任編集『NEXT GENERATION BANK 次世代銀行は世界をこう変える』(黒鳥社/日本経済新聞出版社・2018年12月刊行).

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