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オープン・サロン クリスティーナ・クービッシュ スペシャル・トーク「電磁気を調査する── インスタレーション,作曲,パフォーマンス,そして《エレクトリカル・ウォークス》シリーズ」

2016年1月31日(日)午後3時より

オープン・サロン クリスティーナ・クービッシュ スペシャル・トーク「電磁気を調査する── インスタレーション,作曲,パフォーマンス,そして《エレクトリカル・ウォークス》シリーズ」

概要

サウンド・アート,メディア・アートの分野で,長きに渡り第一線で活動しているドイツのアーティスト,クリスティーナ・クービッシュをお迎えし,アーティスト・トークを行ないます.
わたしたちに聴くことができない電磁気を音響化し,それを聴くことを通じた表現を続けてきたアーティストの貴重なお話を聞く機会となるでしょう.

クービッシュ氏(1948年ブレーメン生まれ)は,1970年代初頭よりコンサート,パフォーマンスによる活動を始め,これまでに国際的なテクノロジー・アート,サウンド・アートの展覧会やフェスティヴァルに数多く参加してきたアーティストです.
絵画,音楽を学び,のちに電子工学を修め,伝統的な音楽の演奏法を覆すような作品や,当時のボディ・アートの影響を受けたパフォーマンスを行なっていましたが,現在では,観客が能動的に関わって音を経験し,音空間を作り出すようなインスタレーション作品を,美術館などの屋内空間や屋外で発表しています.
今回,クービッシュ氏は,ナレッジキャピタル(大阪)でのワークショップのために来日し,2003年のICCでの展覧会「サウンディング・スペース——9つの音響空間」に参加して以来,12年ぶりとなるアーティスト・トークを行ないます.2003年以来継続されている,さまざまな場所における環境での電磁場を特別のヘッドフォンを用いて聴く,近年の彼女の代表作ともなった《エレクトリカル・ウォークス》の実演も行なう予定です.

司会:畠中実(ICC)


日時:2016年1月31日(日)午後3時より
会場:ICC 4階 特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場無料
日英逐次通訳つき

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

参加アーティスト

クリスティーナ・クービッシュ

1948年ブレーメン生まれ.ベルリン在住絵画,音楽,電子工学を学んだクリスティーナ・クービッシュは,70年代にソロ・パフォーマーとして活動した後,音響彫刻やインスタレーションの制作を始める.ヴェニス・ビエンナーレ(1982)やドクメンタ8(1987)などの国際美術展にも多数参加.彼女の作品の多くは特定の場所(しばしば公的な場)に設置される.また,作品の多くは人工的な環境と自然とを併置させることで,そうした状況自体に疑問を投げかける.2000年ロンドン,へイワード・ギャラリーでの『ソニック・ブーム』展にも参加.

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