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三上晴子《Eye-Tracking Informatics——視線のモルフォロジー》

2011年12月9日(金)—18日(日)

三上晴子《Eye-Tracking Informatics——視線のモルフォロジー》

概要

1996年にキヤノン・アートラボで制作発表された視覚の実験である《モレキュラー・インフォマティクス—視線のモルフォロジー》は,96年から04年までヴァージョンアップをしながら世界各地で発表された作品です.この作品は,体験者の視線を視線入力装置によって感知し,それによって描かれる形態を,仮想の3次元空間内に生成していくインスタレーションです.「視ることそのものを視る」,「無意識と意識の連鎖」というふたつのコンセプトから,空間と身体の対応関係を再考しようとしたものです.
2011年に山口情報芸術センター [YCAM]で再制作されたヴァージョン《Eye-Tracking Informatics——視線のモルフォロジー》では,仮想空間に生成される視線の軌跡は圧倒的な描画速度となり,音響システムは三次元音響に構成し直され,非常に緻密で豊かなものとなっています.視線入力技術に「The EyeWriter 2.0」(http://www.eyewriter.org/)を導入したYCAMでの展示では,二人で体験する作品として発表されていますが,今回のICCでは,一人用のヴァージョンとして構成を変えて展示します.

・この作品は視線入力技術を利用しているため,視力をはじめとした身体的な条件や,年齢によりご体験いただけない場合がございます.
・作品のご体験は,原則お一人様ずつとさせていただきます.そのため,一日にご案内できる人数には制限がございます.会場では整理券発行による予約制で順次ご案内しておりますが,ご来場の時間によっては,ご体験いただけない場合がございます.あらかじめご了承いただけますようお願いいたします.
・見学可能


会期:2011年12月9日(金)—18日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4階シアター
休館日:月曜日
*ご覧になる場合は,特別展「三上晴子 欲望のコード」入場チケットが必要です.

山口情報芸術センター [YCAM] 委嘱作品
サウンド・プログラミング:evala
ヴィジュアル・プログラミング:平川紀道
阿部一直(YCAMキュレーター)
YCAM InterLab(伊藤隆之,大脇理智,濱哲史, 高原文江, 渡部里奈)
協賛:カラーキネティクス・ジャパン株式会社
協力:山口情報芸術センター [YCAM]
山口情報芸術センター [YCAM]《Eye -Tracking Informatics——視線のモルフォロジー》

展示作品

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