「身体」や「生命」はアートのみならず医学,科学などさまざまな領域にわたる問題として20世紀の文化とかかわってきた.特に90年代に入ってエイズ,脳死,免疫など医学の新しい問題との関連で「身体」は私たちの思考にとって重要なキーワードである.現代アートの分野でも中心テーマとなっている「身体」を医学,アートの両面からアプローチしていった.
講師:小林昌廣(医療人類学),布施英利(美術評論)
『ICCコンセプト・ブック』(NTT出版,1997)より引用
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1993年10月15日(金)