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スタッフ・ノート

「クラップ・ライト・ドローイング・ワークショップ」

2014年8月27日 17:04

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8月9日に開催した,金箱淳一さんによる「クラップ・ライト・ドローイング・ワークショップ」の様子をご紹介します.


ICC キッズ・プログラム 2014「ひらめきとはてなの工場」にて展示中の《クラップ・ライト・ドローイング》は,来場者のみなさんが何度も体験したくなる人気の作品のひとつです.


今回のワークショップでは,金箱さんが開発した「クラップ・ライト」という拍手すると光る仕組みをもったデヴァイスのワークショップ用キットを使って組み立てていきます.


20名のお子さんと保護者のみなさんは.紙でできた不思議な形のパーツや電子工作の部品が用意された机につきます.
まずは金箱さんより,拍手することの意味やこのデヴァイスをつくるきっかけのひとつとして,東日本大震災が起きたことで「発電」について考え,自分自身で発電できる仕組みを考えたというお話もされた上で,お子さんたちにとっては,初めて目にするようなパーツ,たとえばLEDモジュールや圧電素子などについても町の中で使われる例を挙げ,わかりやすい解説を交えながら工程が説明されていきます.

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次は工程の説明と実際にキットを組み立てる作業に入ります.細かな折り目を作ったり,部品をつなげたり,みなさん集中して作業を進めていきます.

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45分ほどでそれぞれのデヴァイスが完成すると,こんどは展示室に行って自作の「クラップ・ライト」で《クラップ・ライト・ドローイング》を体験します.(通常の展示では,展示室で貸し出し用に準備された「クラップ・ライト」を使って体験します.)


自分のデヴァイスがちゃんと光ることを確認しながら,最初はみんなで,次は順番に体験していくと,そのたびに大きな歓声があがります.

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完成した大きな画面でのドローイングを見てみると.いろいろな形のドローイングを試したくなりますが,ワークショップの時間はそろそろ終わりに近づいてきます.

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ワークショップ会場に戻ってきて,金箱さんがお子さんひとりずつに感想を尋ねていくと,難しかったところ,楽しかったところ,それぞれの印象を話してくれました.

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最後に金箱さんから,応援したり,おめでとうという気持ちや,すばらしいと思った気持ちを表すときにも拍手をするというお話があり,あらためて,拍手について考える時間となりました.そして参加者の みなさんが自作「クラップ・ライト」を持ち帰る準備ができると,金箱さんに「ありがとうございました」の大きな拍手が送られ,すてきなワークショップの締めくくりとなりました.


ICCショップでは,「クラップ・ライト こうさくキット」をICCショップ特別価格(税込 950円)で8月31日まで販売中です.自分だけの「クラップ・ライト」を制作してみてはいかがでしょうか.

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展覧会の会期は8月31日までです.みなさまのご来場をお待ちしています!



ICC キッズ・プログラム 2014「ひらめきとはてなの工場」

会期:2014年7月19日(土)─8月31日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時─午後6時
休館日:月曜日
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
後援:渋谷区教育委員会,新宿区教育委員会
協力:株式会社TASKO,阪南チーズ染晒協同組合


[A.E.]